サーバマシンのIPアドレスの設定

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1.サーバマシンのIPアドレス設定について

 インターネットに向けてサービスを提供するサーバーであっても、イントラネット上のサーバーであっても、LAN環境におけるIPアドレスの設定は注意をしなければいけません。通常はADSLモデム→ルータ→サーバマシンという形でセッティングされていると思いますが、このサーバマシンのIPアドレスを「自動的に取得する」という設定にすると、サーバマシンのIPアドレスが最悪は立ち上げるたびに変わってしまう可能性があります。これは自動的に取得するときに、DHCPサーバーというところから未払いだしのIPアドレスを新たに貰ってきて、これを自分のサーバーのIPアドレスにするためです。

 このようにIPアドレスが接続のたびに変わってしまうと、ルータが「どのマシンがサーバマシンか?」ということを判らなくなってしまい、正常にWEB等を外部へ公開できなくなってしまいますので、サーバーマシンではIPアドレスを固定で指定するようにしてください。WINDOWS XPを例に、固定化の方法を整理します。

(1) コントロールパネルのネットワークから「ネットワーク接続」を選ぶ

 コントロールパネルのネットワークから、「ネットワーク接続」を選びます。これにより以下のウインドウが現れると思います。もちろん、ウインドウの中に現れる表示内容については、パソコンに付いている機器の構成等によって変化します。

(2) ローカルエリア接続を開く

 ローカルエリア接続の状態を開きます。下記のようなウインドウが開くと思います。左下にあるプロパティのボタンを押します。

(3) 「プロパティ」のボタンを押す

 プロパティのボタンを押すと下記のウインドウが開きます。インターネットプロトコル(TCP/IP)を次に開きます。

(4) 「インターネットプロトコル(TCP/IP)」をクリックし「プロパティ」を押す

 プロパティを開くと下記のページが開き、IPアドレス等の情報を確認することができます。

 上記の画面でIPアドレスを設定(たとえば、192.168.0.2)、サブネットマスクは上記のとおり、デフォルトゲートウエイはルータのIPアドレスを指定、DNSアドレスは、プロバイダーが会員向けに情報を提供しているかと思いますので、そちらの情報を設定してください。設定が終わったら「OK」クリックしていき、もしも再立ち上げの要求があったときは、再立ち上げを行ってください。

(5) IPアドレスの確認

 設定がすべて終わったら、コマンドプロンプト(またはMS-DOSプロンプト)から、念のため、IPCONFIG、またはWINIPCFG コマンドを投入して、設定したとおりになっているか否かIPアドレスを確認ください。(WINIPCFGの場合は画面イメージが異なりますが同様の内容を確認できます)

 IPアドレスの設定がどうもおかしいなというときは、コマンドプロンプトから、「ipconfig /renew」と打ってみてください。正しく設定される場合があります。それでもダメなときは一旦、立ち上げなおしてみると良いと思います。

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