三鷹駅と武蔵境駅の間には三鷹電車庫があります。中央線を走っている電車や総武・中央線の電車、そして東西線の電車などが休んでいます。子どもの頃によくここの跨線橋から走っている電車や三鷹電車庫に停まっている車両を見ていました。とても夕陽がきれいで、特に夕焼けに赤く染まった富士山は絶景です。
また、跨線橋から線路の北側に降りたところには、大きな釣り堀がありました。当時、釣りをすることはなかったので、ここに入ることはありませんでしたが、今では駐車場になってしまったので、1回くらいは釣りをやっても良かったかなと後悔しています。
さらに釣り堀から少し三鷹駅方向に行ったところにトリオ商会というお店がありました。ここでは色々な鉄道模型が売られていました。当時のお小遣いはとても少なかったので、なかなか車両を買うことはできません。HOゲージの車両を購入するのは到底無理で、Nゲージの車両をやっとの思いで購入していました。懐かしいです。
模型のデパート トリオ商会については、こちらで紹介しています。
【2013/08/12追記】
三鷹車両センターへ改称
2007年11月25日 に三鷹電車区から「三鷹車両センター」に改称されました。三鷹電車区に配置されていた動力車乗務員の配置を新宿運輸区と新設された立川運転区へ移管も同時に行われています。
作家の太宰治はこの三鷹電車庫のすぐそばにかかる跨線橋がお気に入りだったそうです。
☆2013年新春 太宰治が愛した三鷹の跨線橋で茜色の夕景を味わう – 玉川上水(武蔵野)の事務所から…
こんなに昔に作られた跨線橋が現在も普通に使われているというのは、とても興味深いことだと思います。
【2024年8月27日追記】
跨線橋の取り壊し工事
残念ながら老朽化のために跨線橋(三鷹こ線人道橋)は渡り初めが行われた後、取り壊し工事が始まっています。JR東日本が跨線橋の補強工事のための資金捻出が困難であったため、三鷹市に譲渡を打診していたのですが、三鷹市でも維持管理に必要な資金の準備が困難であったため、JR東日本からの申し出を断ったことにより取り壊しに至っています。太宰治を偲ぶ貴重な場所でしたが致し方ありません。三鷹市では橋の一部を保存、公開する計画があります。
取り壊しまでの経緯については、こちらで紹介しています。
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