NTT東日本の発表によると、11月の単月加入者数の比較で、フレッツADSLをBフレッツ(光ファイバー回線)が上回ったそうです。
まだ、加入者数トータルでは、11月末現在でBフレッツは71万人弱、フレッツADSLは271万人弱と3倍以上の開きがありますが、単月加入者数で逆転したという事実から考えると、トータルの加入者数でもBフレッツがフレッツADSLを上回るときが近づいているように思えます。
既にADSLの速度は戦いはベストエフォートの最高値の比較とはいえ、50Mbpsを超えて、従来は光ファイバーの領域であった100Mbpsに近づいてきていますし、また、光ファイバーの戦いは100Mbpsの戦いから1Gbpsと戦いへと遷移してきています。
本当にこれほどの回線速度が必要なコンテンツが世の中に普及しているのかというとまだ疑問も残りますが、逆にインフラが光ファイバーで整備されはじめ、高速コンテンツを利用できるユーザー層が増えてビジネスとして成立するようになってくれば、コンテンツの方も普及するのでしょう。
既に、動画コンテンツやCS放送に番組を供給している会社は、ブロードバンド網に対してもコンテンツを提供し始めていますが、そのうちに地上波やBS波で放送されているコンテンツもブロードバンド回線の上にのってしまうのかもしれません。
光回線がADSL上回る NTT東日本の11月加入者数 – CNET Japan
光回線がADSL上回る NTT東日本の11月加入者数
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