フレッツADSLやBフレッツを使っているユーザーであれば無料でアクセスをすることができるフレッツスクエアですが、今日、久しぶりにサイトへ行ってみました。
一昔前と比べて、コンテンツが非常に増えていることにまず驚きました。そして、「次世代」というコーナーがあり、そこには松任谷由実の「Surf & Snow IN 逗子マリーナ VOL17」の映像が公開されています。
たいていは、無料公開の場合は、ハイライトシーンだけというパターンが多いですが、フレッツスクエアでは下記の曲が全て公開されています。
・「ガールフレンズ」
・「TUXEDO RAIN」
・「永遠が見る日」
・「灼けたアイドル」
・「わき役でいいから」
また、音響のほうは、「イヤホン一つで立体音響(5.1chサラウンド)」というふれこみになっていて、さっそく聞いてみました。
確かに広がり感があります。通常はセンターに定位するボーカルがモヤッとしている感じがあったり、ドラムの音が右から左へ大胆にふりすぎていて、ステレオイヤホンで聞くにはちょっと不自然であったりはしますが、拍手や手拍子の音は360度に広がったりして、確かに立体音響という感じはします。
このイヤホンで5.1chサラウンドを楽しめるのは、「Personal Surround」という技術と呼ばれていて、パナソニックの名前が入っています。しかもフレッツスクエアには、このPERSONAL SURROUNDの効果を実感できるデモ映像までもが登録されていました。
よく、THXサラウンドの音声が入ったDVDを購入するとTHX社のデモ映像が入っていたりしますが、それに近い性質のデモ映像です。5.1chのスピーカーが画面に出てきて、どこのスピーカーから音が出ているかというのを視覚的に表示しながらクラシックなどの音楽が演奏されるという演出になっていました。たしかに効果を実感するには適していると思います。
Yumingのライブそのものも、シンクロナイズドスイミングとライブを組み合わせたお得意の演出で、こちらも見応えがあります。
せっかくフレッツスクエアでこんなに素晴らしい映像を無料で公開しているのであれば、もっと大々的に宣伝すれば、Yahoo!-BBに負けないくらいの集客効果があると思うのですが、ちょっとNTT東西の営業活動は謙虚すぎるんではないかなと思いました。
動画のほうは6Mbps、3Mbps、1Mbpsの3種類が登録されていて、今回は無線LANを介して聞いた関係で、3Mbpsの動画を見ましたが、十分に高画質・高音質でした。6Mbpsの動画はこれよりも綺麗で、DVD程度の画質は確保できているのではないでしょうか。家庭にいながらにして、ブロードバンド回線でDVD並みの画質が簡単に手に入る時代がこんなに早く来るとは思ってもみませんでした。
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