マイクロソフトのWindows Media Playerと独占禁止法

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 EUではWINDOWSにWINDOWS MEDIA PLAYERを添付して販売することが独占禁止法にあたるという法的判断が出ているようです。

 この決定を受けて、来年の1月からマイクロソフトではWINDOWS MEDIA PLAYERを外した形のWINDOWSを出荷するそうです。

 以前は、音楽プレーヤーソフトやレコーディングソフトを取り扱う製品は各社から発売されていたように思います。


 たとえば、MUSICMATCH JUKEBOXなどはその代表格ではないでしょうか。しかし、WINDOWS MEDIA PLAYERの機能拡張に伴い、その存在意義をだんだん無くしていってしまい、現在ではBASIC版は無料で配布されています。
このように競争相手がどんどん弱体化していき、パソコンソフトの世界をマイクロソフトで一色に塗り固めていってしまうところが確かにあると思います。

 今後は、Linuxをはじめとしたオープンソースが一般化してくると、マイクロソフトの敵は従来のような会社ではなく、オープンソースになっていきます。現在は、マイクロソフトは.Netの普及に全面的な力を注いでいますが、今後はどんな戦略でシェアを維持しようとしているのか、その戦略の展開には興味があります。

Microsoft、Windows Media Playerを外したWindows XPを欧州で発売
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コメント

  1. Ryuichi より:

    確かにそんな事もありました。将来的に「IE」とか「OE」も独占禁止法で訴えられる時代が来ると思います。WMPについてですが。Webを設置する側にしては最初からついていると楽ですが、聞く際は他に幾らでもいいのありますからね~

  2. 臨機応変?管理人 より:

    たしかにIEやOEも、いつ訴えられてもおかしくないですよね。OSに何でもかんでも付いてくれば、そのときは利用者は便利なのですが、まわりの会社がドンドン潰れていってしまうので、マイクロソフトの天下になってしまいます。WINDOWSはたいへんに良くできたOSだと思いますが、OSをマイクロソフトが1社で寡占している状況はやっぱりマズイのでしょうか。