今日は久しぶりにHARDOFFというお店に行って来ました。パソコン関係の品物やオーディオビジュアル関係、そしてゲーム関係などの主にハード関係の中古品を扱うお店です。
狙い目はジャンク品コーナー
このお店にはたくさんの中古商品が集められていて、こちらもときどき掘り出し物があるのですが、本当のねらい目は「ジャンク品コーナー」だったりもします。
ジャンク品というのは、ハードオフのお店では無保証で、動作するか否かは運次第、基本的には動作品として探すのではなく、部品取りのとめに買うような商品群です。実はこの中に超目玉品が隠れていることがあります。
激安なルーター
私自身の例では、アナログモデムにPHS電話機の基地局としても使うことが出来るかわった機能を持った、日本電気製のATERM WM56という機種をジャンク品コーナーで1500円で見つけました。
ISDNのルーターにPHSを収容できるようにしてある装置はいくつか種類があるのですが、アナログ回線で使える機種はこのWM56くらいしか無いのではないかと思います。ISDNからADSLに回線をアップグレードするとき、回線はアナログ回線に戻ってしまうので、この装置が必要になるのです。
数年間にわたりこの装置を使っていたのですが、最近ではPHSの電話機自体がバッテリーの寿命で使えなくなってしまったので、このWM56も使わなくなり、先日、オークションを使って売りに出しました。現時点、希少価値があるモデルなので、8000円以上の値段で売れてしまいました。
IBM PalmTop PC110
逆の経験もあります。IBMのPC110というミニサイズのパソコンが、以前、売られていたのですが、私は常に使うために1台、そして予備に1台を持っていました。このうち、まったく新品の予備をHARD OFFに持ち込んでみました。当時、とっくにIBMでは生産を終了しているにもかかわらず、どんどん、PC110を投げ売りしていたT-Zone(当時、T-Zoneには地下工場があって、そこでPC110を作っているのではないかと噂されていた)の在庫も切れて、オークションでは2万円以上の値段が付いていた時期でした。
HARDOFFの評価は二束三文の値段で、ジャンク扱いとしてならば買い取ることが出来るという判断でした。HARDOFFではパソコンを使って持ち込まれた製品を最大いくらでならば買っても良いかということが検索できるようになっているのですが、そのシステムしだいで値段が決まってしまうようです。
このように、どんなに良い商品でもHARDOFF側の判断でジャンク扱いとして取り扱われてしまうことがあります。これが、ときどきジャンク品コーナーで素晴らしい製品が見つかることがある要因だと思います。
なかには、ジャンク品コーナーでBSデジタルチューナーが置かれていたことがあったという書き込みが掲示板にありました。しかもそのチューナーは完動品だったそうです。
HARDOFFで良い値段で商品を売るためには、その時点の売れ筋の商品で付属品などを揃えて売るのが良いのでしょう。私はほとんど、オークションを使って売るようにしています。
ジャンク品の選び方
HARDOFFでジャンク品を買うときのコツは正直なかなか難しいのですが、以下のような法則があるような気がします。これはお店によっても違うのかもしれません。
まず、たとえば、「チェック時電源入りました。その他は未検証」という札が貼ってあった場合は、ほとんどが動かないものだと思います。私はまだ手を出したことが無いのですが、未検証の理由が札に書いてあることもあります。たとえば、「チェック時、カラーインクが無かったため動作未検証」のような形です。これはもしかするとカラーインクを手に入れれば動くのかもしれません。しかし、プリンターについては、インク代はいつまでたっても高いモノの、新規購入時の本体価格はドンドン安くなっているので、無理をしてジャンク品を購入する意味はあまりありません。そこで危険をおかしてまで、私は確かめていないという状況です。
逆に動作する場合には札に「チェック時、動作しました」と書いてあります。しかし、この「動作」というのも、フルに全ての機能が動作するか否かは判りません。この辺は、商品の外観などから勘を働かせて買うしかありません。
ジャンク品を買って帰って、動かなければ、「仕方が無い」と思うしかないですし、もし完動品であれば素直に喜ぶのが一番だと思います。ジャンク品コーナーには自分がまだ学生の頃に手が届かなかった高級オーディオ製品などが、千円や二千円で売られています。このような製品を目の前にすると、学生の頃のように、胸がときめいてしまい、ついつい欲しくなってしまうのですが、上記のような基準で私はジャンク品を購入するか否かを見極めるようにしています。
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