コトブキの外部フィルター
コトブキのパワーボックス90が届きました。既に120cm水槽にはエーハイム2217とフルーバル303がそれぞれ別々にちながっているのですが、エーハイム2217のインペラーシャフトが最近になって摩耗してきたようで、音がうるさくなってきていました。
本来ならば、エーハイム2217のオプションとして売られているインペラーシャフトを買ってくれば良いのですが、これが意外と高くて手が出ません。
そんなときに、このコトブキのパワーボックス90が安売りされているのを見つけました。90cm~120cm用とうたっているにもかかわらず、6980円という値段でした。インペラーシャフトと同等程度の値段です。
ホース径を確認したところ、エーハイム2217の給水側と同じ太さのホースです。これならばエーハイム2217と直列につなげて使用することができます。
インターネットで情報を調べてみると、エアーを噛むと音がうるさい、ホースが固い等の情報が見受けられるものの、致命的な問題も見あたりません。
外部フィルターの直列稼働
そこでこのパワーボックス90を前段にしてモーターを回し、後段にはエーハイム2217を接続し、こちらは電源を切っておくことにしました。パワーボックス90から見れば排水側の負荷が増えるため、モーターに対して良くないと思うのですが、排水側の負荷が高ければ、給水側でエアーを巻き込む危険も減り、静かに運転できる可能性があります。
実際に楽天市場のTOTOというお店で商品を夜中に注文すると、翌日には発送しましたというメールが来て、翌々日に会社から帰ってきたら商品が届いていました。
予定通り、エーハイム2217の前段にパワーボックス90を接続し運転してみたところ、最初こそエアーが残っていて、モーターの回転音がうるさかったですが、エアーが抜ければほぼ無音で動作してくれるようになりました。少なくともインペラーシャフトが摩耗したエーハイム2217よりはずっと静かです。
意外と濾材を入れる部分が小さいような気がしますが、直列に2217もつなげているので濾過能力には不安はないでしょう。これは良い買い物をしたと思います。
セット内容: バルブタップ×2・吸水パイプ・送水パイプ・ストレーナー・シャワーパイプ×2・キスゴム8個入・ホース×2本(外径22mm/内径16mm/長さ1m50cm)・インナーバスケット×3・各種ろ材
標準価格: 13,500円(税別)
寸法(mm): W195×D270×H470
商品説明: 適応水槽サイズ
90~120cm(約157~270L)
その後のパワーボックス
(2005.9.25追記)
購入後10ヶ月近くが経過しました。エーハイムのパワーフィルターであればまだまだ安心して使える期間ですが、コトブキのパワーボックスはどうだったかというと、合格点です。出てくる水量もそんなに減っていないですし、ノイズも発生していません。
ほとんど、当初購入したときと比べても音の大きさは違っていないのではないでしょうか。定期的なメンテナンスさえ欠かさなければエーハイムと同様のパフォーマンスを今のところは発揮してくれているようです。この値段でこれだけのパフォーマンスを発揮してくれるのであれば十分に実用になります。お勧めの機種だと思います。
アクアリウムに関する話題は「アクアリウムのページ」に整理してありますので、よろしければあわせてご覧ください。
(2006/05/07追記)
パワーボックス90を購入した熱帯魚のTOTOは安くアクアリウム関係の器具を購入できるお店だったのですが、今は楽天市場のショップは無くなってしまったようです。しかし、その後、楽天市場にはcharmというお店ができました。こちらのお店は器具類が安いのと水草類の品揃えが豊富で状態が良いと特長があります。実はこのお店でまたパワーボックス90を購入しました。購入した金額は以前、TOTOで購入したときと同じ6980円です。
(2006/05/07追記)
TOTOで購入したパワーボックス90はその後も順調に稼働しています。あまりにも調子が良いので、もう1台購入となりました。今まで使っていたパワーボックス90とは別系統で今回購入したパワーボックス90を使って冗長化します。下記のページに続きがあります。
10年後の外部式フィルター
【2015/05/16追記】
すでにこの記事を書いてから10年が経過しました。現在、120cm水槽につかっている外部式フィルターは、エーハイムの2217を経て、エーハイムのプロフェッショナルフィルター、2078になりました。こちらの記事で導入時のレポートをしています。
安定して動作しています。
コメント