腕時計型のPDAが紹介されていました。ちょっと大き目の腕時計の中にPalmOSが入っているそうです。
バッテリーは3日間が限度ということなので、安心して使うためには毎日内蔵のバッテリーに充電を繰り返す必要がありそうです。
PalmOSなので、OSは重厚な環境ではなくても十分に動くものと思われますが、CPUが66MHzのようなので、どこまでのレスポンスが期待できるかについては興味があります。
下記の紹介記事には実際の予定表やアドレス帳の写真が載っているのですが、本当にPalmOSのもの、そのままです。
PDAが今後、どちらの方向に向けて進化していくかを考えてみると、この商品で実現されているように腕時計型という進化の道もあるとは思うのですが、実際は携帯電話と融合していく道をまず歩むのではないかと思います。
携帯電話と一緒であれば、インターネットアクセスなどネットワークとの関係性もよりとりやすくなりますし、携帯電話そのもので持っているアドレス帳の機能など、おのおのの機能が融和しやすいように思います。
既に携帯電話の中にはPDAとしての性格、たとえばOUTLOOKとの同期などを実現した商品が発売されているようですが、爆発的な人気が出て積極的に他の商品に展開されていくという形には現時点ではなっていないようです。
やはり、PDAに対する潜在的な需要がまだ少なく、紙の手帳を使っている人が多いということなのでよう。
しかし、もう少しPDAの社会的認知度が上がってくれば、PDAと携帯電話の融合という形でより発展していくと思いますし、またこれが使いやすいものになるのではないかと思います。
塩田紳二のPDAレポート
WristPDA with Palm OSをようやく入手
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