淡水ふぐのアベニーパファーがフレークフードなどの普通の餌をなかなか食べてくれずに、最近になって少し痩せてきたようにも見えるので、アベニーパファーがよく食べるはずの冷凍赤虫を近所の熱帯魚屋で購入してきました。
冷凍赤虫というものを今回初めて買ったので、今まで商品の種類など気にも留めたことはなかったのですが、今回、アクアショップの冷凍えさコーナーを見るといろいろな種類のものがあって、驚きました。
キョーリンというメーカーのものだけでも、100グラム当たり150円くらいから400円くらいまで3種類の冷凍赤虫があります。
殺菌工程を経ているか、ビタミンの強化がされているかというあたりに違いがあるようです。今回は一番安い無殺菌の商品を購入しました。ちょっと病気を持ち込んでしまうのが怖かったのですが、家に帰ってからネットで調べてみたところ、無殺菌だからといって何か病気になってしまったというような書き込みは特に無かったので、そのまま1ブロックを凍ったまま水槽に入れてみました。
すぐにネオンテトラやグローライトテトラなどが近づいてきて、ついばみはじめ、しばらくして塊が沈んでいくと、今度はコリドラスやクラウンローチが飛びついてきて、むしゃむしゃと食べていました。しかし、大事なアベニーパファーはなぜか物陰に隠れたままで、今回は出てきませんでした。しばらく、毎日、冷凍赤虫を入れていって、アベニーパファーの行動を観察していこうと思います。
冷凍赤虫の問題は保存方法ですね。当然、冷凍する必要があるのですが、赤虫を冷凍するための専用の冷凍庫などはあるわけが無く、人間用の冷凍庫を間借りしなければいけません。
家族から猛反対されるのは見えていたのですが、ほかにしまう場所も無いので、こっそりと冷凍庫の一角に冷凍赤虫をしまっておきました。しかし、その日のうちに妻に見つかってしまい、えらく怒られてしまいました。今は冷凍庫の一角を譲ってもらってしまってあります。
魚の食いつきはとても良いので、今度は楽天市場で冷凍赤虫のまとめ買いをしておこうと思います。
アクアリウムに関する話題は「アクアリウムのページ」に整理してありますので、よろしければあわせてご覧ください。
赤虫の養殖は、中国の自然保護地区の農場において、餌となる有機肥料の管理まで徹底することで化学薬品などの有害物質による汚染を未然に防いでいます。また、商品になるまでの行程(赤虫の洗浄・殺菌・ビタミン添加・瞬間冷凍・パッケージングまで)をすべて一貫して行い、鮮度を保持しています。薬品にも利用されているPTP包装は、ご家庭の冷凍庫でも清潔に保存でき、手に直接触れることなく1キューブずつ取り出すことが出来ます。
また、水分の蒸発を防ぎ冷凍ヤケから守ります。Hikariブランドの冷凍赤虫が生きているように赤い秘密は、ココにあります。
(2006/06/04追記)
本日、アベニーパファーを購入した熱帯魚ショップに行く機会がありました。ちょうど熱帯魚たちはお昼ご飯の時間のようだったので、アベニーパファーの販売水槽をのぞいてみました。すると、小皿の中にイトミミズが入っています。どうやらアベニーパファーは赤虫ではなくてイトミミズが与えられていたようです。
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