松下電器からジャストシステムは一太郎や花子に対して、ヘルプモード機能についての特許権を侵害しているとして提訴されていました。
そのヘルプ機能を特許権を抵触しないように変更するためのプログラムが3月2日から配布されることに決まったそうです。
松下との訴訟では、ヘルプモードをオンにするボタンにマウスのイラストが入っており、これが松下が特許を持つ「アイコン」に当たるとされていました。
今回の対象製品は下記の通りです。
- 一太郎と花子のバージョン9以降
- 一太郎 for Linux
- ATOKのバージョン12以降
- 三四郎のバージョン9と2005
なお、今回配布される修正モジュールは、ボタンのデザイン変更を希望するユーザー向けのサービスです。導入しなくても、これまで通り問題なく利用できるとしています。。
今回の一件については、どちらかというと、ジャストシステムを擁護する意見を随所で目にするようになってきました。いわば、よく使われていると思われるヘルプモードに対して、松下電器ほどの大会社がジャストシステムを相手に提訴するというのが日本人の心情に合わなかったのでしょう。松下電器は今回の提訴については、事業戦略上は結果として非常に失敗だったと思います。
日本語入力システムのATOKも、着々と進歩を続けているので、ジャストシステムを応援する気持ちも込めて、新しい一太郎を購入しようと思っています。
ジャストシステムが「一太郎」などのヘルプモード変更プログラムを2日から配布
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