また、NHKで不祥事です。携帯電話向けニュースサービスサイトで約20時間にもわたって、「都内全域でJR各線の線路が炎上」、「新宿駅が陥没」などといった誤ったニュースを配信していたそうです。
そもそもは正常に情報が提供できるかテストをしていたテスト用システムを解除しなかったことが原因とのこと。
しかし、テスト用システムを解除しなかったことだけが原因とはとても思えません。
そもそも、テスト用に人々が混乱するような情報をあえて使う必要があったのでしょうか。「本日は晴天なり(テスト用配信情報)」でもテストの目的は達成したように思います。なんとなく、テストをしている人たちに遊び半分の気持ちがあるのではないでしょうか。
もしも、自分たちがテストに使っている情報が外に出てしまった場合にどれだけ社会を混乱させるかという認識が甘いと思います。
今回は津波情報サイトということで、1日に1万~2万のオーダーしかアクセスされていないサイトだったので、これだけの被害で済んだと思いますが、もっと情報参照量の多いコーナーだったら大混乱していた恐れもあると思います。
最近になってNHKは不祥事が次々に報道されて、契約者の数もドンドンと減っているようですが、この辺の報道に対する姿勢をきちんと改めないと、いつまでたっても悪循環からは抜け出せないように思いました。
Yahoo!ニュース – 毎日新聞 – <NHK>「新宿駅陥没」などと携帯向けニュース誤配信<NHK>「新宿駅陥没」などと携帯向けニュース誤配信
【2020/12/28追記】
NHKの放送受信料はやはり高止まりしていて家計に大きくのしかかっています。放送しているチャンネル数が多すぎて、組織が肥大化しすぎた結果なのでしょう。公共放送としての使命を果たすためにラジオやテレビ放送のうち4つのチャンネルに絞って受信料で放送をして、残りのチャンネルは民放と同様にスポンサーをつけて放送するか、スクランブル放送にして更に料金を払った人にだけ見られるようにした方が良いのだと思います。
携帯電話料金も大きく見直しが図られて低廉化される方向になっています。次はNHKに抜本的なメスを入れる番だと思います。
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