青梅線に入らない不思議な青梅特快「豊田行」が運行

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 今日は国分寺駅以西の電気系統のトラブルが原因で中央線がかなり遅れていました。駅の電光掲示板には列車の発車時刻は表示されていませんでした。すでに、いつ次の列車が到着して発車できるか判らない状況になってしまっているのでしょう。

 JR中央線の中野駅から電車に乗ろうと思ったところ、何か不思議な電光掲示板表示になっていました。

青梅特快の豊田行きとなっています。

 青梅特快といえば、立川から青梅線に入っていかないといけないと思うのですが、何かの間違えか都合でこのような表示にしたのでしょうか?

 あまりよく知らない人がこの電車を利用したとすると、青梅線に豊田という駅があると勘違いさせてしまいそうな表示です。

 実際、この列車に乗ったのですが、「この電車は青梅特快、豊田行きです」と車内放送をしていましたので、単なる電光掲示板の掲示ミスでないようです。

【2012/12/17追記】

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青梅特快 豊田行が出来上がるわけ

 「青梅特快 豊田行き」の種明かしはWikipediaに書かれていました。人身事故等によって青梅線と中央線の間で直通運転を中止したときには、名称は青梅特快のままで運転されますが、通常は東京と立川の間で折り返し運転をするそうです。

 しかし、ダイヤの都合で立川での折り返しができない場合には、青梅特快 豊田行として運転される場合があると紹介されていました。停車駅は立川までの青梅特快停車駅と、日野駅、豊田駅の順番になります。

 中央線の中で完結する特別快速なのであれば、「中央特快」という名前に変えた方が間違えが減ると思います。

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