今までポータブルオーディオの世界ではSONYがウオークマン以来、独走状態が続いていたのですが、シリコンオーディオ(MP3プレーや)では出遅れ感が強くて、アップルのiPodに完全におされてしまっていました。
しかし、4月21日に発売されたSONYのネットウオークマンは今までと様子が違うようです。発売直後はSONYの新製品を待ち構えていた人による過渡的な瞬間最大風速を記録して、そのときと比べれば少しは落ち着いたものの、それでも売れ続けています。
「BCNランキング」で売り上げシェアでは新製品発売前まで10%以下で低迷していたのに対して、4月25日以降は20%を超える売り上げシェアを確保しています。APPLEとRIOは接戦を繰り返しているのに対して、ソニーはこれを上回っています。
SONYの新製品はPSXにしろ爆発的な売り上げに結びついていない傾向がありましたが、昨年の年末に発売されたPSP、そして今回4月に発売されたネットウオークマンといい人気が出ている点を考えると、SONYに復活の兆しがあると見てよさそうな感じです。
昔はSONYの製品は神話に近いブランドイメージがあり、電気店の店頭でもほとんど値引きをしないけれども、そのデザインの卓越性や機能の魅力など、他社製品とは比べ物にならないような魅力があり、SONYブランドの指名買いをする人も多かったと思います。しかし、最近ではSONYの製品は他社の製品と同等に並べられて、同等に値引きされて売られてしまっているのが残念な点ではありました。(保証期間がちょうど切れたあとに、購入から1年後くらいに製品が壊れるという神話もありましたが・・)
今後の復活にぜひ期待したいところです。
コメント
ソニー新製品絶好調!!
ソニーの音楽配信を利用し、楽曲を聴くNETWORK WALKMANの新製品、NW-HD5などがかなり好調で、iPodの独占状態だった市場を激変させているようです…
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