ダイナミックDNSサービスの「ZiVE」有料化に伴い対応を検討

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 5月に入ったので、ダイナミックDNSサービスのZiVEのサイトへ行ってみましたが、有料化に向けた段取りの新しい告知がなされていました。予定通りに5月1日から有料化が行われて、今までの無料ユーザーは5月末日付けで廃止になるとのことです。1月6日の告知では4月末日に無料ユーザーは使えなくなるようにも読めたので、1ヶ月間延命したことになります。

 銀行振込みの人は5月1日から5月31日までの間に振込みを行い、クレジットカードを使用して支払いを行う場合には5月末日までにクレジットカード番号を登録する必要があるようです。

 また、あわせて本人確認書類が必要ということで、下手をするとレンタルサーバーを一つ借用するよりも厳重かもしれません。

 ここまでの個人情報を集めておきながら、個人情報保護に関する規定はかなり曖昧です。

第13条 (個人情報の取り扱い)
1. ユーザー登録情報および当社が取得したユーザーに関する情報は、当該ユーザーの同意を得た場合を除き、
専らサービスの円滑な運営及び提供を確保するために必用な範囲でのみ使用し、かつ保存します。
2. 当社は前項にかかわらず、以下の場合にはユーザー登録情報および当社が取得したユーザーに関する情報を必要な範囲で適宜提供・
開示することができるものとします。
〓 法令に従って要請されたとき
〓 ユーザーが本規約の禁止行為を行い、他のユーザーまたは第三者の生命,身体又は財産の保護のために必要がある場合であって,
当該ユーザーの同意を得ることが困難であるとき
3.

 項3がありますが、それに続く文章がありません。改行ミスでしょうか?

 サービスの料金は初期料金は1か月分の利用料込みで1575円、その後は1カ月ごとに525円の料金がかかります。

 1月6日の有償化発表時とまったく同じ料金ではありますが、正直言ってかなり高めの値段設定です。今後、このZiVEのサービスを使い続ける人はいるのでしょうか。

【2024年6月5日追記】

 当時、自宅にサーバーを設置してWEBを公開するときには、グローバルIPアドレスが変動する常時接続回線を使っていると、IPアドレスが変動するたびに外からアクセスできなくなってしまうため、ダイナミックDNSサービスは必需品でした。

 しかし、その後はレンタルサーバーの価格も急速に安くなったので、自宅でサーバーを運営する必要もなくなり、ダイナミックDNSサービスに頼る必要が無くなっていきました。

 自宅サーバーであればハードディスクを準備した分だけ公開するコンテンツのスペースに充てられるのですが、レンタルサーバーでは容量が限られてしまう点は欠点です。しかし、最近では100GB以上の容量を準備しているレンタルサーバーも増えているので、容量に対する心配もなくなってきました。

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