CNETJapanで、IBMがメインフレーム関連でレッドハットと提携強化という記事がありました。
日本ではメインフレームというと大型汎用機、各社の独自OSを載せたミッションクリティカル向けのコンピューターシステムという感じがしますが、表題だけでは、それとLinuxがどう結びつくのかが良く判りませんでした。
記事を読み進んでいくと、「メインフレームのパーティション内でLinuxを動作させるための製品」という記載があります。
Linuxというと、INTELアーキテクチャーのマシン上で走行するイメージがありますが、上記の記述から見ると、IBMのメインフレームコンピューター上でパーティションをきって、ある区画でLinuxを走行させることができる、つまりエミュレータのような製品が準備されているということなのでしょうか。
IBMの汎用機の事情はよく知らなかったので、少し勉強になりました。
どちらかというと、Linuxを用いたシステムはミッションクリティカルシステムのハイエンドサーバーを使うというイメージは持っていなかったのですが、この記事によれば、IBMの売り上げの10%以上がハイエンドサーバー上でLinuxを動作させるものだとのことで、どんな用途のシステムが実際にLinuxで実用化されているのかが気になるところです。
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