早雲山から桃源台まで箱根ロープウェイ

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小田急リゾーツより引用
小田急リゾーツより引用
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大きくなったゴンドラ

ケーブルカーの終点、早雲山の駅からはロープウェイに乗ります。以前よりもゴンドラが大きくなりました。

以前は早雲山から大涌谷を通って桃源台まで一つのロープウェイでつながっていましたが、この新しくなった大型のゴンドラは大涌谷までのようで、そこから先は従来の小型のゴンドラで桃源台まで運行されています。

大涌谷での乗換

したがって、大涌谷で必ず乗換えが必要になりました。大涌谷は一大観光スポットで途中下車する人も多いと思いますので、実害は無いのでしょう。ちなみに箱根ロープーウェイの公式サイトにも下記の注意書きがありました。

ロープウェイは、かならず大涌谷駅でお乗り換えが必要になります。今までのロープウェイは早雲山駅~大涌谷駅~姥子駅~桃源台駅の4駅を乗り変えなしでご乗車していただいてました。現在は早雲山駅~大涌谷駅間のロープウェイと大涌谷駅~姥子駅~桃源台駅間の2種類のロープウェイにご乗車していただきます。かならず大涌谷駅でお乗り換えが必要になります。

運転間隔

なお、箱根ロープーウェイの運転間隔ですが下記の通りだそうです。あくまでも多客時の最小運転間隔なので、お客さんの数によっては間引き運転がされるのだと思います。

早雲山駅~大涌谷駅間は最小45秒間隔(18名乗り)
大涌谷駅~桃源台駅間は最小48秒間隔(13名乗り)
※営業時間内は各駅を上記の間隔で次々と出発しています。

大涌谷では黒たまごを買って食べました。店によって値段が違うことにはじめて気がつきました。ロープウェイの駅よりも、少し離れたお店で買ったほうが安いようです。ちなみに6個で500円でした。

小田急と西武

(2005.11.6追記)

桃源台ですが小田急系列(箱根登山鉄道)の一つのターミナルになっています。箱根ロープーウェイ、箱根観光船、そして箱根ハイウェイバスがこのターミナルに集まってきます。ここにはレストランなども揃っていて、ちょっとした休憩には良い場所だと思います。一方、西武系列(伊豆箱根鉄道)はちょっと離れた「湖尻」をターミナルにしていますね。

こちらには伊豆箱根鉄道のバスが発着しているほか伊豆箱根鉄道の遊覧船が発着しています。ターミナルまでもを分けてしまったというのはかなり凄い戦いだったのでしょうか。また、西武系列の箱根の一大リゾート拠点といえばプリンスホテルになるでしょう。

 私はいつも、小田急のフリーパスを使ってばかりなので、西武系の交通機関がどんな感じになっているのかあまり詳しく知りません。駒ヶ岳ロープウェイというのがあるようですが、これにも乗ったことがありません。いつも、箱根登山鉄道で山を登っていって、ケーブルカーに乗って、桃源台までロープウェイで行くというルートを使っています。これだけでも色々な交通機関を使うことができるので、子どもは大喜びです。良くできた観光コースだと思います。

箱根というのは巨大な観光エリアになっていますが、その箱根観光を完全に小田急系列と西武系列で二分しているというのは、その歴史的経緯も含めて興味深いところです。

今までは箱根観光では火花を散らしてきた西武と小田急ですが、2003年の12月に両社は箱根観光で提携をしていて、たとえば小田急のフリーパスは西武鉄道の各駅でも購入することができるようになっています。確かに西武線各駅からは西武鉄道と小田急、またはJRを組み合わせないと箱根のエリアまで行くことが出来ないので仕方がなかったのでしょう。

箱根大涌谷付近の緊張

【2015/05/10追記】

ゴールデンウイークの最中、箱根の大涌谷付近で火山活動が活発になってきたという報道があり、噴火警戒レベルも2に引き上げられました。これを受けて箱根ロープウェイも5月6日から運行を全線で休止しています。

運転休止 箱根ロープウェイ

現時点では箱根湯本周辺でも震度2程度以下の地震が頻発しており、噴火警戒レベルが引き下げられる見通しはたっていません。ちょうど箱根は観光シーズンを迎えたところですが、現時点では大涌谷周辺だけが立ち入り禁止となっているだけで、それ以外の場所については特に影響は無いようです。

【2015/06/13追記】

大涌谷周辺の噴火警戒レベルはまだ2のままですが、営業を休んでいた箱根名物の黒たまごの販売店が約4Km離れた場所で営業を再開したという情報がありました。大涌台に立ち入ることができないので、黒たまごそのものは製造できないのですが、黒たまごの燻製が販売されているそうです。

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