DBMS市場におけるORACLEのシェア拡大

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ORACLE

データベース管理ソフトとして有名なオラクルは2004年の国内リレーショナルデータベースソフトウェア市場で首位を維持したとIDCジャパンから発表がありました。

一方で日本国内のDBMSとしては富士通のSymfoware、日立のHiRDB等、色々な製品がありますがシェア挽回はならずといった状況のようです。

現段階ではオープンソースのDBMSは商用システムを開発するときの選択肢としては選びにくい面もあり、無難な線でOracleを選択することも多いと思うのですが、このままでは日本のソフトウェア技術(特にパッケージ部分)が衰退の一途をたどっていってしまうので、ぜひ国内製品にも頑張っていってほしいと思っています。

日本オラクル、2004年の国内のリレーショナルデータベースソフトウェア市場で首位を維持

【2012/10/11追記】

Oracleの歴史をWikipediaで確認してみました。それによると、1977年にOracleの原型が発売されたようです。その当時はSQLを利用できたものの、まだトランザクションの概念はありませんでした。すでに35年の歴史があるということになります。Sybaseは1984年に設立されているので、これよりも7年も前にOracleは製品化されていたことになります。

1983年にはOracleはコミットやロールバックなどのトランザクションの概念をサポートしました。これ以降、読み取り一貫性、クライアントサーバモデルのサポート、行レベルロックなどの機能が順次機能追加されていったようです。これだけの歴史の中で積極的に投資をして機能や信頼性を充実させていったことがOracleの強みなのでしょう。

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