フィリップスが携帯電話に必要な全ての機能を集約したプラットフォームを5ドル以下を目標に開発しているそうです。
このプラットフォームを活用した携帯電話は20ドルを切ることも不可能ではないとのことです。もっと開発途上国で携帯電話を普及させることが目的です。
このプラットフォームの名前は「Nexperia Cellular System Solution 5130」です。普通の通話とショートメッセージサービスを経由したテキストメッセージの送受信ができるそうです。
携帯電話本体の価格を下げることも確かに必要ですが、どちらかというと契約料と通話料が大きいことの方がもっと気になります。日本では契約させることを目的にして、端末自体は0円という売り方も珍しくは無くなったので、端末本体の価格は新機種を出始めに購入するときを除いて、あまり気にならなくなってきたのが正直なところです。
一方で一ヶ月に支払う料金はドンドン上がってきているような気がします。電話会社が値上げをしているわけではなくて、通話している時間やパケットを送受信する量そのものが多くなっているためだとは思いますが、このままでは家庭の支出に占める携帯電話関係の支出はかなりの高率となってしまいます。
一方では通話料定額などの試みも始まってきているので、電話会社間の競争がより熾烈になって低価格競争にも弾みがつくことを期待しています。
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