イートレード証券が株式委託手数料の引き下げ

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 最近、イー・トレード証券の名前をよく耳にするようになりました。イー・トレード証券はもともとは、1944年(昭和19年)3月に東京都中央区で設立された大沢証券株式会社が始まりです。1998年(平成10年)10月にソフトバンクとETRADE Group,INC.が出資するイー・トレードの100%出資子会社となりました。その後、1999年(平成11年)4月 にイー・トレード証券株式会社に商号変更しています。

 そんなイー・トレード証券 の業績が上がっているというニュースを見て公式サイトへ行ってみると、7月1日からの株式委託手数料の値下げに関してアナウンスが出ていたのを見つけました。E*トレード証券 が7月1日から値下げをしていることに今まで気がついていませんでした。今回のE*トレード証券 の手数料体系は楽天証券を意識していることがよくわかる体系です。

 たとえば、約定回数に関係なく1日の約定料金の合計に応じて課金するアクティビティプランでは、50万円までの手数料が525円、100万円までの手数料が945円、300万円までの手数料が2100円といった体系になっています。100万円までは楽天証券と同等、そして100万円から300円までではイートレード証券 の方が割安という状況なので、楽天証券の割安感が薄らいでしまいました。

 現在は楽天証券に口座を持っています。5月からの約定料金の大幅値下げのニュースを見て口座を作りました。3ヶ月間は1日20万円までの約定であれば手数料無料など特典も多くて、初めてのオンライントレードを楽しんでいました。このイートレード証券 の動向を分析して楽天証券もきっと対抗値下げに踏み切るとは思うのですが、イートレード証券 にもこの機会に口座を作っておいて、適切に楽天証券とE*トレード証券 を使い分けていこうと思います。

【2024年9月11日追記】

 その後、2006年(平成18年)7月にSBIイー・トレード証券株式会社に商号変更、2008年(平成20年)7月1日に、日本における「E*TRADE」の商標使用ライセンス契約が終了したことに伴い、株式会社SBI証券(2代)に商号変更しました。

 現在、SBI証券と楽天証券は非常に勢いのある証券会社となっていて、2023年12月末の口座数で見ると、SBI証券が11,686,000口座、楽天証券が10,200,000口座となっていて激しく競い合っています。

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