携帯電話の多機能化の影響でPDAの出荷台数の減少が止まらず

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 相変わらず、PDAの出荷台数は落ち込み、第二四半期3ヶ月間の全世界における出荷台数は170万台しか無かったそうです。

 前期比で25%近くの減少ということで、その落ち込みの大きさに驚きます。

 今のところ携帯電話の機能進化のスピードがすさまじいので、PDAの行く末はやはり怪しいような気がします。

 最近では、PDAについては新機種の発表も少なくなってしまい、PDAを買い換えたいと思うこともなくなってしまいました。(今はhpのh2210を使用しています)

 この先、もしかしたら、PDAに焦点があたるとしたら、唯一、ライブドアが計画している安価な無線LANサービスにより、一時期活気付く可能性があるかなと思っています。

 このサービスは携帯電話があっても無線LANが使えないので仕方が無いですが、かといってノートパソコンを持ち歩くのは大変だという利用者にとって、PDAを使おうと思う場合が出てくると思います。

 私自身、手持ちのPDAでどんな使い勝手か、ぜひ試してみたいと思っています。この時期に無線LANの活用に特化したPDAの新機種が出てくると、結構、流行るのではないかなと思います。

【2014/02/10追記】

 PDAという名前はすでに使われなくなりましたが、人々の手にはスマートホンという形で、携帯情報端末が普及する形になりました。やはり、スティーブジョブスによって携帯電話を再定義するというアプローチで、iPhoneが登場したことが、スマホの普及に弾みをつけました。

 この記事を書いた当時は、PDAは画面が小さすぎて欧米人の手には合わないから普及しないんだとか、いろいろな説がありましたが、真に使いやすさを追求することで、既存の技術で売れる商品は開発できるんだということが証明されたのだと思います。

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