東西線での大きな遅れと追い打ちをかける高田馬場駅での人身事故

当サイトの記事には広告が含まれます
東西線

 今日の夜、東陽町から東西線に乗ったのですが、事故でひどい目にあいました。まずは、東陽町で電車を待っていても電車がなかなか来ません。東陽町のホームは狭いので、人であふれんばかりになってきました。

 やっと滑り込んできた電車にドッと人が乗って、その後は順調に電車は走っていました。突然、落合の駅に着いたときに、高田馬場で人身事故が発生したので、この電車は落合の駅でしばらく停車しますという放送が流れました。

 最初はこの電車はしばらくすれば中野駅までは運転してくれるだろうと思っていたのですが、なかなか発車してくれません。そのうち、「処理に時間がかかるため、この電車はしばらく当駅で停車します。なお、西武線中井駅、大江戸線、中央線による振り替え輸送をはじめましたので、どうぞご利用ください」との放送が流れました。

 あきらめたお客さんたちは、みんな振り替え輸送を利用するために席を立って改札口へと向かいます。私も「もう駄目か」と思いつつ、他のお客さんのあとについて、階段を上っていって、あと一歩で改札というところで、「まもなく中野行き発車いたします」の構内アナウンスが流れます。急いで階段をかけおりて電車に飛び込みました。

 放送があってすぐに改札に向かってしまったお客さんは多分電車が中野駅に向けて発車したことじたいに気がつかなかったと思います。指令から「電車を中野駅まで運転」という指示を出すまで駅側も判らなかったのだとは思いますが、もう少し構内アナウンスの内容については気を使って欲しいと思いました。

 落合を出た電車は無事にそのまま中野駅まで順調に運転してくれて中央線に乗り換えることができました。中野駅はホームの片側が空いていたので、電車が詰まらずに中野駅まで運転できたのでしょう。地図で見ると落合駅から東中野駅まで500メートルくらいで付くようですが、東中野駅まで歩かずにすんだのでまずは良かったです。

【2009/09/09追記】

 今日も東西線で事故がありました。今回は東陽町駅で4両編成の保守車両が10両編成の始発電車に衝突しました。この事故の影響で一部区間で運転を見合わせる状況が5時間も続き完全に復旧したのは5時間後の午前9時57分となりました。保守車両を運転していた運転士が作業が長引いて、始発電車の出発時刻が近づいてきたために焦っていたようです。

【2018/05/22追記】

 最近では東西線が乗り入れを行っているJRの中央総武線が毎日のように列車の遅延を繰り返すようになってしまい、特に通勤の時間などには使いにくくなってしまいました。以前では比較的空いていて利用しやすかったのですが、とても残念です。もしかすると、郊外に住んでいる人が都心に近い方に移り住んでいることによって、5年、10年といった長いスパンでは列車の混雑にも変動が生じているのかもしれません。

 基本的に日本では人口減少の時代を迎えていますが、その中で今の公共インフラがどのように移り変わっていくのか、気になるところです。

コメント