今では碓氷峠の当時の線路を使ってトロッコ列車が走っています。東京はとても暑い日に横川まで行ったのですが、この辺はかなり爽やかな風が吹いていました。
軽井沢には及ばないものの標高が少し高いのと谷底を流れる川から涼しい空気がまわりに発散されるからでしょうか。トロッコ列車に乗っていると爽やかで気持ちが良かったです。
下の写真は碓氷峠の途中でトロッコ列車からとった写真です。
信越線の横川と軽井沢の間は交通の要所でもあり本当は複線でしたが、長野新幹線の開業とともに廃止されて、しかも、片方の線路は「アプトの道」として線路の上から舗装されてしまっていました。
舗装されてしまった線路の方はもう列車は走ることができません。線路の頭の部分は舗装された道路の上から顔を出しているのですが、まわりは埋まってしまっています。よく、路面電車が走っているところのように、列車が走れるようにかつ舗装もするということはできなかったのか少し残念な感じがします。
写真でとったところはアプトの道が線路から離れていって、線路自体は未舗装となっている区間です。この未舗装の区間についてもトロッコ列車の車窓から見ると、写真のように草ぼうぼうになっています。こちらは本当に廃線という感じを醸し出していました。
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