DVDメディアの売上の急伸と人気のあるブランドの動向

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DVD-R

 DVDレコーダーは各家庭にどんどん普及していることもあって、DVDメディアの売り上げが急伸しているようです。最も人気があるブランドはTDKで14.2%、2位は日立マクセルで13.8%、3位はノーブランド品で12.8%ものシェアを占めているそうです。

 しかし、この統計ではノーブランド品というのはどのような基準でそう呼んでいるのか、よく判らないところもあります。PRINCOであろうがRITECであろうが、サイトを持ってきちんとサポートをしているように見えます。シェアでノーブランド品が3位に位置づけられるということは、このような大手のメーカーではないところを全部まとめてノーブランド品と呼んでいるような気がします。

 パッケージについても以前であれば「ばら売り」や5枚組み、そして10枚組みといったあたりが売れていたようですが、今では20枚組み、25枚組み、50枚組みといった大型のパック製品が売れているようです。

 昔であればDVD-Rメディアでさえ、国産品は1枚で300円程度していたので、こんなものを50枚も買うと1万5000円にもなって、到底、一回で購入したいと思う金額ではなくなります。

 しかし、最近では国産品でも1枚あたり100円を切ることは珍しくなくなったため、たとえ50枚組みで購入しても金銭的な負担が少なくてすむことが最も大きな理由だと私は思います。私も、DVD-Rメディアを購入するときには50枚組みを購入するようにしています。

 DVDメディアの種類でいうと、DVD-Rメディアしか購入していません。DVD-RWメディアも最初の頃には買ったことがありましたが、ためしに使ってみて以来、使わなくなってしまいました。やはり再生時のDVDプレーヤーとの互換性が低かったのが同時はもっとも痛かったです。

 また、最近ではDVDレコーダーに付属しているハードディスクの容量がとても大きくなりました。したがって、「また見るかもしれない」という番組はしばらくハードディスクに置いておけるようになりました。DVDメディアに書き込むときは「保存」用に書き込むことがほとんどです。したがって、DVDメディアに対して、書き換えのニーズが今は少なくなったのではないでしょうか。

 市場でもDVD-Rだけでシェアは87%もあるそうです。今後もこの傾向は続くのではないかと思います。

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