急速に普及しているブロードバンド環境ですが、2005年6月末にブロードバンド通信サービスの契約数は2057万件にも達したそうです。
この2000万件という数字はすごい数字だと思います。国民数に比べれば1/5程度ですが、世帯数で比較するとかなりの確率で家庭までブロードバンド環境が整ったということですよね。
光ファイバーの伸び率が高い
伸び率としては光ファイバーがもっとも高く、光ファイバーの累計契約者数も341万件に達したそうです。
10年くらい前までは、各家庭に光ファイバーが敷設されるなんてことをまったく想像していなかったですし、またNTTがそんな事業目標を掲げていても、なにを夢物語みたいなことを語っているのだろうと思っていましたが、もはや現実のものになってきました。驚くほどの技術開発スピードと普及スピードだと思います。
私自身もBフレッツで光ファイバーを使用していますが、まだコンテンツの方はさほど充実していないのではないかというのが正直な感想です。
光ファイバーの帯域をいかしきることができるコンテンツがどれほどあるでしょうか。動画も配信されていましたが、数Mbpsのインフラがあれば充足するので、ちょっと過大感は感じます。
光ファイバーも最近ではマンションタイプなど共用することで安いものが出てきていますが、一戸建てだとまだまだ高いので、もっと安い商品が出てきてくれると助かります。
ブロードバンド 契約2千万件突破 光回線サービスが牽引 – CNET Japan
【2013/10/09追記】
モバイル回線が主流へ
最近、知人の話などを聞いていると、ブロードバンドの固定回線の契約をしていない人も増えてきているようです。今やスマホを1台持っていればインターネットや通話は自由に出来てしまうので、困ることが少なくなってきました。また、スマホそのものにテザリング機能が搭載されているので、無線LANが搭載されている機器でもインターネットができるようになってしまいます。
auでは固定回線とモバイル回線を同時に契約することにより、一定の金額を割り引くサービスであるスマートバリューを始めています。やはりauとしては極端にLTEへシフトすることはトラフィックの急増につながる可能性もあるので固定回線は残しておきたいのかもしれません。
【2021年4月21日追記】
やはり自宅にブロードバンド回線を引かない選択をする人が私の周りで増えています。モバイル回線も大容量のデータ通信ができるプランが安くなってきたので、さらにブロードバンド回線の必要性が減ってきていると思います。
楽天モバイルに関しては月額2980円(税抜)を支払えばデータ通信が無制限に使えることをアピールポイントにしていますので、動画なども存分に楽しむことができそうです。
今後もモバイル回線しか使わない人が増えていくのではないでしょうか。
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