携帯電話で取得したクーポン券を見せるとTSUTAYAでCDのレンタルも半額になるということで、今回は何枚かCDもレンタルしてきました。CDのレンタルはなぜか映像付きのDVDレンタルの料金よりも高いので普段は使用しにくいのですが、このようなキャンペーンを実施してくれるととても助かります。
なんでCDのレンタル料金は高いのかと思いネットを探してみるといくつか情報が出てきました。まず、レンタルレコード屋ができたのは昭和55年の6月で東京都の三鷹市が1号店です。当時、このお店にはよく通いました。
確か、三鷹駅の線路の北側沿いの道、多少、吉祥寺駅側に歩いてすぐのところにお店はありました。小さなお店でお世辞にも綺麗には見えない一見すると中古レコード屋さんみたいなところで、現在のTSUTAYAの店構えなどからはとても想像もつかないような感じでした。
そして昭和59年には当時のレコードメーカーや著作権者の運動により著作権法の改正がなされて、「公正な使用料をもって許諾すること」の附帯決議付された上でレコードやCDレンタルに関する権利「貸与権」が新設されました。
また、CDのアルバムについては発売されてから3週間はレンタルされることが禁止する仮処分申請がなされて、現在は3週間のレンタル禁止の運用ルールが決められているそうです。確かにレンタルCDは発売されたばかりのCDは置いてありません。
CDアルバムレンタル1回あたりの使用料は作詞・作曲家が70円、実演家が50円、レコード制作者が50円、計170円が使用料として支払われることになっているようです。これって、CDのレンタル料金から考えると非常に高額であることが判ります。TSUTAYAがCDアルバムの半額貸し出しキャンペーンをやっているときは、ほとんどTSUTAYAにとっては実収入がゼロということになっているような気がします。
平成5年には私的録音補償金制度が導入されてデジタル式のハードやソフトを購入するとユーザーが各権利者に対してコピーに関する補償金を支払うシステムもできています。こちらのサイトでは、これはレンタル業界と利用者から二重に使用料をとっていることになり見直しが必要ではないかと書かれていますが、確かにその通りだと思います。
最近はまっている「いま、会いにゆきます」のサウンドトラックも1枚借りようかと思ったのですがこちらは残念ながら貸し出し中、そして試しにオムニバスアルバムを1枚借りてきました。
オムニバスアルバムには何かのテーマに沿っていろいろなアーティストの曲が入っています。今回借りたのは、「TRUE LOVE SPRING MEMORIAL SONGS」というもので、「出発の季節-春-」をテーマに幅広いジャンルから選曲しているということです。収録されている曲は下記のとおりです。
- 想い出がいっぱい(H[↓]2O)
- Don’t wanna cry(安室奈美恵)
- Dear My Friend(Every Little Thing)
- スウィート・ソウル・レヴュー(pizzicato five)
- LOVE 2000(hitomi)
- First impression(野猿 feat.CA)
- ひだまりの詩(Le Couple)
- 亜麻色の髪の乙女(島谷ひとみ)
- 1990(COMPLEX)
- 彼女とTIP ON DUO(今井美樹)
- Oasis(Do As Infinity)
- 明日,春が来たら(松たか子)
- SEASONS(浜崎あゆみ)
- Feel Like dance(globe)
1980年代のはじめから2000年あたりまでの曲が収められています。 どれも私にとっては懐かしい曲ばかりで、とても楽しむことができました。
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