システム増強計画の状況を踏まえて楽天証券の新手数料導入時期を12月1日に延期

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東証

 楽天証券の社長から公式に新手数料導入時期の変更についてアナウンスがありました。理由はシステム増強計画の状況をふまえて12月1日にするということになっています。しかし、いくらなんでも直前すぎます。

 あのトラブルを多発させていた8月中旬にワンショットコースの発表をして10月実施の1週間前になって延期の発表ということになります。

 本来であれば、トラブルを発生させていた時期に手数料改定の発表自体を控えなければいけなかったはずですし、また、システム増強計画は以前よりわかっていたことであり、こんなに直前になってからの発表ということは、手数料改定に伴うシステムの変更作業そのものがうまく進んでいなかったことが原因ではないかという気さえしてきます。

 システム開発の遅れと言えば、携帯電話で使うiモード版のマーケットスピード(iSPEED)のリリース時期が遅れ続けています。

 発注機能などを装備した機能追加版が当初は7月末リリースといっていたものが8月末になり、9月末になってしまいました。お金を取り扱うプログラムなので十分な品質を確保しなければいけないという気持ちはわかりますが、毎月のようにリリース時期を遅らせ続けるのはいかがなものでしょうか。

 最近になって、システムが安定してきたかと思って、私自身はこのまま楽天証券と取引を続けようと思っていた矢先の出来事でしたので、ちょっと残念に思いました。

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