新幹線など北へ向かう遠距離の主要列車はほとんどが東京駅に乗り入れていますが、常磐線の電車だけは上野駅どまりになっています。
昔は上越線でも東北線でもすべてが上野駅始発だったので、それが当然だと思っていたのですが、今となっては常磐線に乗るときだけが不便で仕方がないと思っていました。
常磐線の特急列車であるスーパーひたちやフレッシュひたちでさえ、上野駅までしか乗り入れていません。
そんな常磐線に2009年になったら東京駅まで乗り入れる計画があるそうです。
上野駅と東京駅の間には、もうこれ以上のレールを敷くすき間はあるようには見えませんでしたが、一部は東北新幹線の高架橋を一部覆う形で線路を敷いて、東京駅の東海道線ホームにつなげるそうです。ということは常磐線から東海道線への直通列車もできるのでしょうか。水戸発小田原行きみたいな電車ができるとなかなか使いやすいような気がします。
【2012/12/16追記】
東京駅への乗り入れは未だ実現せず
このエントリーを書いた時点では2009年に東京駅へ乗り入れることとなっていましたが、2012年現在になっても、まだ常磐線は東京駅へ乗り入れていません。
現時点では「東北縦貫線計画」という名前で東京駅まで乗り入れることができる施設の整備を実施しています。2008年に工事が開始されて、2014年度の完成を目指しているそうです。
【2024年8月28日追記】
上野東京ラインが開通
上野東京ラインと名前も正式に決定し、2015年3月14日に開通しました。東海道線から高崎線へ直通する列車など、乗り入れは多岐に及んでいます。以前は東北、上越方面行きは上野駅が玄関というイメージがありましたが、完全にそのイメージは無くなりました。上野駅を利用する人の数もずいぶん変化したのではないかと思います。
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