楽天が東京放送(TBS)の株式を15.46%も取得して、しかもTBSの経営陣に対して共同持ち株会社化を通じた統合の申し入れをしたという発表がありました。楽天は880億円ものお金を投資したそうです。あるところにはお金があるんですね。驚きました。
気になるTBSの株価は2000円前後で推移していたものが10月になってから急上昇して、もはや3000円を大きく超えるようになっています。
一方の楽天は今年の1月に12万円台をつけているものの最近は8万円台で推移しており、最近のTBS株買いの噂が流れていてもほとんど株価が動いていません。冷静に投資家の皆さんは行く末を見守っているように見えます。
ライブドアとニッポン放送およびフジテレビの一件もありましたので、楽天がうまく経営統合に持ち込めるというのが厳しいのではないかという声も大きいのではないかと思います。
一方で村上ファンドもTBS株を大量に取得しているという報道があります。テレビを見ていると村上氏がワールドビジネスサテライトに出演して、持論を展開していましたが、TBS株を保有しているか否かについては言及していませんでした。
また、楽天と手を握っているのか否かもわかりませんでした。同時に楽天と村上ファンドが株の取得を進めたというのが不思議です。
明日からの楽天とTBSの株価の動きはどうなるか興味津々です。
【2021年5月10日追記】
その後、TBSと楽天が経営統合することはありませんでした。現在ではTBSショッピングが楽天市場に出店したりしているので良好な関係なのではないかと思います。
楽天は現在ではモバイル事業への投資を加速させていて、NTTドコモ、au、ソフトバンクに続く第四の携帯電話会社を目指しています。
コメント
改革期
昨日、テレビを見て今更ながら知ったのだが楽天市場がTBSの株を取得しているみたいだが三木谷氏は今回、選択を誤ってしまったと思う。確かにテレビとインターネット…