楽天の三木谷社長がテレビ朝日の報道番組の中で、不退転の決意でのぞむ姿勢を強調したそうです。そのときに使った言葉が「一文無しになってもやる」という言葉です。
本人は本気でやるんだという気持ちを強調したいがために言ったのだとは思いますが、会社の社長としてはこの発言はいかがなものでしょうか。
会社が三木谷氏一人のものであればそれでも良いと思うのですが、社員がいたり、株主がいたり、その他取引先の人がいたり、色々なステークホルダーがいるはずです。会社が一文無しになってしまっては、そんな人たちを裏切ることにもなります。
企業価値を向上させるという観点からの発言ならば良かったと思うのですが・・・。テレビ放送を見たわけではないので前後の関係が判らないのですが、何となくこの言葉だけを聞くと、三木谷社長がかなり追いつめられている感じがしてしまいました。
最近は楽天の株価は少しだけ上がった程度で、大きな変化はないのですが、月曜日からの株式相場が心配になってきてしまいました。
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見え隠れする楽天の揺らぎ
だいぶ遅くなったのでコメントを敢えて書くのは避けていましたが、楽天の動きに「??」と思われることがあったので簡単にコメントします。 今回の株式大量取得からのい…