ライブドアがセシールを買収(通販部門の強化が目的?)

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自然

 楽天がTBSとの業務提携でバタバタしているのを横目に、ライブドアがセシールを買収することが明らかになりました。

 楽天と比べるとライブドアが弱いのはやはり通販部門ということになると思いますので、ライブドアの目の付け所はさすがだと思いました。両社の強みが組み合わされればセシールもライブドアも良い相乗効果が出せるのではないでしょうか。

 セシールはカタログ通販に強い会社でネット通販の比率が17%しか無いそうです。また、カタログ通販に依存した体質のため、売上高も落ち込んでいて厳しい状態でした。このライブドア傘下に入ることで、セシールの販売力はかなり強まるのではないかと思います。

 一方の楽天の方は、ちょっと迷走気味に見えてしまいます。先日のLinkshare社の買収も外国企業へのネットワークを活用したいという思いのようですが、今ひとつどんな相乗効果が現れるのかが判りませんし、また今回のTBSの件もライブドアの二番煎じのような感じがするのは否めません。

 最近ではTBS株が3日続伸しているのに対して楽天は反落してしまっているため、今後の動きが注目されるところです。

【2019/07/05追記】

 ライブドアで不祥事があった際もセシールはライブドアから離脱する動きは無かったようですが、2009年5月にフジメディアサービスがセシールの株式を公開買い付けをすることを発表しました。2010年にはフジメディアサービスが議決権で78%強の株式を取得して子会社化しています。

 現在はディノスとセシールが合併して、株式会社ディノス・セシールとなっており、セシールはその通販ブランドとして利用されています。

 こちらがセシールの公式通販サイトになります。

カタログ通販セシール(cecile)のオンラインショップ
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