昨日、楽天証券でシステム障害があったのですね。今日の報道で始めて知りました。
障害があったのは午前9時頃から12時頃までの3時間で、インターネットや携帯電話のWEBページからのログインができないなどのアクセスが行いにくい状況が続いたようです。
実は私もその時間帯にアクセスしていたのですが、携帯電話のiSPEED経由でログインしていたため、全く気がつかずにふつうにログインができていました。
それにしても、8月以降で5回目のトラブルになるそうです。金融庁からも既に注意喚起をしていました。報道によれば松井証券などの同業他社も「業界全体の信用問題に発展しかねない」と批判しているようです。
楽天証券では8月以来の度重なるシステム障害を重く見ていて、急ピッチでシステムの増強作業を進めていますが、この関連作業の人為的ミスで何らかの問題が発生したのかと想像していたところ、プログラムの不具合で今回のトラブルは発生したようです。WEBでのログイン時に呼び出されるプログラムに不具合があり、すでにプログラムの改修も実施されていると楽天証券では発表をしています。
ここ1ヶ月くらいは安定して動作していたので、ちょっと今回のトラブルについては残念です。
(2005.10.25追記)
今日のニュース報道を見ていると、松井証券の社長が「証券業を甘く見るな」とかなり厳しい意見を発言しているのが目立ちました。
最初は楽天を窮地に追い込むために戦略として発言しているのかな?とも思ったのですが、各紙の記事を読み進んでいくと、ネット証券業を育ててきた自負から、ネット証券に対して悪い印象を与えて欲しくないという気持ちの現れなのかなというふうに感じました。
手数料をどんどん値下げしてディトレーダーをどんどん呼び込み、システムの能力不足やプログラムバグで利用者に迷惑をかけるという今の楽天証券の姿が本当に許せなかったのでしょう。
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