先日、amazonで注文をしていたRIOの耳かけ式ヘッドフォンが届きました。とても980円とは思えないような外装です。箱の中からヘッドフォン本体を出してみると、意外とずっしりとしています。プラスチック製の安物とは違うんだと主張をしてみるようにも見えます。メーカーでも下記のように宣伝しています。
———
「Rio LIVE gear」は、高級感のあるアルミパネルを採用した薄型ハウジングの耳掛け式オープンエア型ヘッドホンで、開閉式のクリップハンガーにより簡単に装着することが可能です。ソフトタッチのシリコンイヤーフックを採用しているので、長時間掛けても違和感が少なく、また、口径30mmのネオマグネットドライバーユニットにより、高音質なデジタルサウンドをダイナミックに再生することが可能です。
———–
この宣伝のとおりで、アルミパネルはとても高級感があります。つけ心地も良いです。しっかりと耳にフックがかかるような構造になっているので、多少の運動をしても落ちる心配はありません。マラソンをしながら、またはフィットネスクラブで運動をしながらという用途でも使えると思います。
音質については少々高音域が強調されている感じがします。その高音は比較的、音に透明感がありますので、うるさく感じるほどではないでしょう。また、ボーカルも高音域が強調されるため、何を言っているのかが聞き取りやすいという面もあります。
一方で低音の方はナチュラルな感じで、あまり強調された感じがありません。低音と高音を強調させるいわゆる「ドンシャリ」が好みの場合にはちょっと物足りないと感じるかもしれませんが、ふつうに音楽を聴く分にはこの程度が良いのでしょう。980円という価格から考えればかなり音質は良いと言えるのではないでしょうか。
音の漏れは、この構造上、仕方がないことではありますが、結構あります。電車の中で使うときとかには、音量に気をつけた方が良いと思います。
そして特筆すべきは、携帯用のケースが付属してくる点です。このケース意外としっかりとしたケースで、ポータブルオーディオプレーヤーとヘッドフォンをあわせてしまっておける構造になっています。もしかすると、このケースだけでも980円の価値はあるかもしれません。このヘッドフォンの保管に限らず、このケースは有効に使おうと思っています。
コメント