液晶プロジェクターなどで使用するスクリーンは結構高い商品だという感覚があるのですが、ビジョンというメーカーが「ペーパースクリーン」という商品を発売しているのですね。
そのビジョンからペーパースクリーンの新しい商品として100インチのワイドスクリーンが新しくラインナップに加わったそうです。しかも、100インチものサイズを実現していながら、直販価格は1万円以下、9975円です。これならばあまり躊躇することなく購入することができます。
しかも従来のスクリーンは100インチもの大型サイズになると、それなりの重さになってしまったので、設置には工夫が必要だったのですが、この製品は従来の製品の約半分の重さを実現しているそうです。スクリーンゲインは0,8、光の乱反射を防ぐためのエンボス加工(トイレットペーパーでよく聞きますね)、裏面は遮光性を持たせた黒色塗装とこちらも立派なスペックになっているようです。また、スクリーン部分については、わずか5250円でスペアが発売されているようで、こちらの取替えをしたいときにもサイフにやさしく取替えができるようです。
ほかのラインナップとしては80インチワイド画面のPSW-80Fという製品が6300円、60インチワイド画面のPSW-60Fという製品が4700円とこちらもかなりリーズナブルです。
実際に商品を使ってみたというレポートも「こちら」のサイトに紹介されています。これを見ると、単に壁に画鋲をさしただけでも吊り下げることが可能なようですね。このアドバンテージは大きいと思います。
私の場合はEPSONのプロジェクターを使用しているのですが、このプロジェクターでキャンペーンを実施していて、80インチのワイドスクリーンが商品についてきました。このワイドスクリーンは高い自立式ではなく壁掛け式の製品です。この商品はそれなりに重いので、突っ張り棒を活用して倒れないように枠を作っています。結構、この突っ張り某は映画を鑑賞するときに目障りだったりします。できれば、こんなものは無いのにこしたことはありません。
製品自体は周囲は厚紙で補強されているとはいえ紙は紙なので、紙のポスターを取り扱うのと同様の注意をはらう必要はあるようです。紙の部分に無理な力が加わるとポスターと同じように細かいシワができてしまうこともあるようです。これを見る限り、常に同じところに吊り下げておくような使い方が適しているのでしょう。画質そのものはスクリーンゲインが多少控えめなものの、そんなに品質が悪いということは記事を見る限りは無さそうです。楽天市場でも購入できるようなので、スクリーンを買い増す必要があるときには候補の糸津に入れようと思います。
【2012/09/24追記】
大画面テレビが安価に入手可能に
この記事を書いてから7年が経過しますが、世の中は一変してしまいました。この当時は大画面を手軽に楽しむ方法で、部屋にスクリーンを貼って、フロントプロジェクターで画面を映すという方法が一般的でしたが、現在では薄型大画面テレビが安価になってきたため、あえてスクリーンを使う必要が無くなってきました。
現在では50インチほどの画面サイズのテレビも比較的気軽に購入出来る価格に落ちてきています。
テレビであれば居間などの明るいところに置いても十分に画面を見ることが出来ますので、部屋を少し暗くして映画などに没頭したいといった用途以外には、スクリーンを使うことは無くなってくるのだと思います。
【2022年2月18日追記】
寝室にpopIn Aladdin 2というシーリングライト型のプロジェクターを導入しました。
これに合わせてシルクのスクリーンを購入しました。
簡単に設置出来てしわも取りやすく使いやすいです。設置のコツは引っ張りすぎないことです。
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