TBS買収報道とともに楽天のサイト閲覧件数が急上昇

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楽天

今日の日経新聞を読んでいると、楽天が運営するインターネットサイトの閲覧件数が急上昇しているそうです。

TBSとの経営統合問題が大きくマスコミに取り上げられたのは10月でしたが、その前と現在とでは9%もの閲覧件数上昇が得られたそうです。

当然、新しいお客さんが楽天に訪れたということは、楽天市場や楽天トラベル、そして楽天証券などのサービスを使用した人も増えたはずで、増収につながる可能性があります。


ライブドアの堀江社長が選挙に出馬したときもライブドアの閲覧件数が伸びたということがマスコミに取り上げられていました、やはり話題性の大きさがそのポータルサイトやショッピングモールの集客力に大きく影響するということなのでしょう。

楽天側はTBS株の買い占めに必要だった資金を調達するために借り入れた有利子負債の利子負担がかなり経営を圧迫しているのではないかという憶測もありますが、もしかすると、サイト閲覧件数が増えたことで増収・増益につながっており楽天側にとってみればそんなに影響を与えていない可能性もあります。

楽天に関する最近の報道を見ていると、楽天側が更なる株の購入を意図した発言をしたり、TBS側からは数パーセントの持ち株比率を落として筆頭株主から降りるような発言をにおわせたり、両社の駆け引きが続いているようですが、この11月末に向けてどんな形で経営統合問題が進んでいくのか気になるところです。

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