以前より家電量販店のビックカメラと秋葉原を中心にパソコンショップを展開するSOFMAPは資本の提携関係があったと思うのですが、SOFMAPの第三者割り当て増資により、ビックカメラの連結子会社にするという発表が先日ありました。
どちらかというと、なかなか業績が回復しないSOFMAPの救援的位置づけの措置です。
SOFMAPの株式を持っていたので、この発表で株価がどのように推移するのか、非常に興味がありました。SOFMAPの救援という意味ではSOFMAPの株価が上がっても良いところですが、第三者割り当て増資をするということは、1株当たりの値打ちが下がるわけで、上がるのか下がるのかよく判らなかったからです。
売り注文をするのは避けて、値動きを観察してみました。すると、結果はストップ高でした。市場は好感を持ったということですね。100円ストップ高の638円になり、値上がり率としては東証2部のトップだったそうです。
でもSOFMAPは昨年末にリニューアルオープンをしたネット上のショップでもトラブルが発生したり、性能がでないためにオープンセールを延期したりと、かなりまずい出だしとなっています。店舗の方も不採算店は閉鎖するようなので、ちょっと今後の動向には心配が残ります。ビックカメラの連結子会社となったことで、どんな次の一手にでるのか気になるところです。
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