ライブドアが大変なことになっている傍らで楽天は着々と事業の拡大をねらっているようです。19日に楽天は東京都民銀行と業務提携をして今後、インターネット銀行を設立する方向で動くそうです。
★Japan.internet.com Webファイナンス – 都民銀行と楽天、ネット支店の開設およびネット銀行設立に向けて提携
楽天が東京都民銀行と提携したのは意外でした。どちらかというと、楽天はネットで営業をしているので全国区の企業です。でもどちらかというと東京都民銀行は東京都内およびその周辺地域に支店を持っている銀行です。調べてみると、東京都民銀行の東京以外の支店は、「横浜、梶ヶ谷、戸田、朝霞、船橋」にあるようです。
もう少し、全国に支店を持っているような金融機関との提携を楽天は狙っているのではないかなと勝手に思っていました。
まずは、金融サービスを楽天のポータルの延長で取り扱うために2006年7月をめどに東京都民銀行楽天支店が開設されます。きっと楽天支店が開店したら、東京都民銀行楽天支店から楽天市場で購入した商品の決済を行ったら手数料が無料!等の色々なキャンペーンが展開されるのではないかな?という予感がします。東京都民銀行から見れば一気に全国にお客さんが増えるわけですから、手数料収入などが増えて売り上げなどにも大きな好影響があるでしょう。
私は現在、インターネット銀行としてはイーバンク銀行を使用していて結構満足しています。特に手数料がほかの金融機関に比べて安いのが助かります。また、色々なネット関連企業とイーバンク銀行が提携を進めていて、連携性がよくなっている点も見逃せません。また、イーバンク銀行がこの1月から全銀に加盟したことなどを受けて従来よりももっと使いやすくなりました。
今回の報道にあった東京都民銀行楽天支店がイーバンク銀行に比べてどんなアドバンテージがあるのか、今後提供されるであろうサービスの内容に注目していきたいと思います。
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