ソニーが2005年度第3四半期決算で業績を大幅に上方修正

　ソニーが業績の上方修正しました。今日の日経朝刊１面には薄型テレビの分野でSAMSUNGとの合弁事業に関して大規模な追加投資をする旨の記事が出ていたので、ソニーもそろそろ復活かな？と思っていた矢先の出来事で本当に嬉しいです。

　第3四半期の連結業績は売上高が前年同期比10.2%増、営業利益が前年同期比46.8%増と非常に好調な決算です。エレクトロニクス分野では液晶テレビのＢＲＡＶＩＡシリーズやウオークマン事業で好調だったことですが、ブラウン管テレビやプラズマテレビ事業は減収でした。

　ＷＥＧＡのときにはＳＯＮＹのテレビはどうなったのか？という感じでしたが、ラインナップを一新したＢＲＡＶＩＡが好調だったのはソニーにとってはとても良かったのではないでしょうか。

　ゲーム分野ではＰＳＰがが随分、売り上げに寄与しているようです。ＰＳＰは単なるゲームとして以外にも、ポータブルなＡＶプレーヤー、そして簡易インターネットブラウジング端末として使うことができる実力があるので、今後も十分に伸びていくのではないでしょうか。

通期の業績も上方修正

　さらにＳＯＮＹは２００５年の通期連結業績も上方修正しています。為替レートが円安で推移したことによる影響があるとはいえ、もともとは２００億円の損失を見込んでいた営業利益が１０００億円に修正されたことは非常に驚きます。

　今後はブルーレイディスクプレーヤーやプレイステーション３など新しい技術が投入された商品が量産化される段階を迎えます。ＳＯＮＹ神話が復活するのか、大変に楽しみになってきました。

ソニー、2005年度の業績見通しを上方修正――円安やエレクトロニクス分野の好調などで

(2006.1.27追記)

株価にも好影響

　今日は上方修正を受けてソニーの株価が大きく上がりました。市場はこれほどまでの大幅上方修正をおりこんでおらず、サプライズだったということなのでしょうか。ライブドアで出た損失分がソニーのおかげでリカバリできました。また、これを受けてライブドア株のうち半分を売却しました。何となくスッキリしました。良かったです。ＳＯＮＹのＢＲＡＶＩＡを買いつつ、ＳＯＮＹを応援してきて良かったです。