最近では1リットルの涙などでお母さん役での出演が多くなってきた薬師丸ひろ子さんの、「Tea Party」というビデオを楽天フリマで購入し、今見ています。このビデオは1988年3月9日に収録された「夜のヒットスタジオ DELUXE」そのものなのですね。当時、このテレビを見た覚えが無いので、これが見るのは初めてだと思います。
ビデオの最初では古館伊知郎が出てきて、夜のヒットスタジオそのままの雰囲気で始まりますが、すぐに薬師丸ひろ子のステージになります。ピアノは服部克久先生です。会場はコンサートホールというわけではないようです。観客の皆さんは丸いテーブルを囲むように座っていました。トークの部分では「明日が卒業式」だという言葉が何回か出てきたので、本当に卒業式の前日に収録されたのでしょう。
確か、薬師丸ひろ子さんは東京都町田市にある玉川大学の出身だったはずです。ネットで調べてみると確かに玉川大学文学部英米文学科卒業となっていました。
収録されている曲は、以下の7曲です。1曲目は竹内まりあさんの曲ですね。そして、4、6、7曲目は映画の曲ということになります。
1.元気を出して
2.アフタヌーン・ティー
3.紅い花、青い花
4.ステキな恋の忘れ方(「野蛮人のように」より)
5.DISTANCE
6.メイン・テーマ
7.Woman(「Wの悲劇」より)
これらの曲の中では、DISTANCEという曲が印象的でした。私は今まで聞いたことが無かった曲です。このステージではじめて歌った曲のようでした。しっとりとした良い曲で薬師丸ひろ子の歌声によくマッチしています。調べてみると「終楽章」というシングルレコードのB面に収録されていた曲のようです。DISTANCEが終わると薬師丸ひろ子と服部先生のトークの中に古館伊知郎が登場し、次の曲、メインテーマを紹介します。
このメインテーマという曲は懐かしい曲です。昔々、ビクターからレーザーディスクに張り合うようにVHDという規格のビデオディスクが発売されていた時期があったのですが、たしか、このVHDで「メインテーマ」の映画を買った覚えがあります。今でも押入の中を探せばこのディスクが出てくるのではないかと思いますが、もう再生する装置が壊れてしまって捨ててしまったので見ることはできません。
そして、メイン・テーマに続いてすぐにWomanが始まりました。この曲も懐かしいです。映画も何回か見ました。映画のテーマ曲はいいですね。古い曲でも映画をまた見る機会があれば聴くことができます。
Womanを歌い終わって涙ぐむ薬師丸ひろ子さんが印象的でした。ちょっと古いテレビ映像なので画質がさほど良くなかったですが、良い作品でした。入手しにくいのが難点です。
【2018/08/14追記】
昨日、NHK BSプレミアムで薬師丸ひろ子コンサート2018が放送されていました。こちらの記事を書いてから12年が経ちます。この記事の当時に薬師丸ひろ子の曲を聴いていると懐かしいと感じてしまいましたが、さらに12年が経過して懐かしさが倍増してしまいました。大瀧詠一、松任谷由実、竹内まりや、井上陽水、中島みゆきなど、著名なアーチストの曲を歌い上げてくれました。
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