SONYに関するうれしいニュースを見つけました。38V型以上の液晶テレビではSONYが「54.2%」ものシェアを持っているそうです。
37V型以下の液晶テレビも含めた総合的なシェアでは「液晶のシャープ」がシェアトップなのですが、大型液晶テレビではSONYが頑張っているというのはやはり嬉しいです。
とはいっても、大型の薄型テレビでは液晶テレビはむしろ少数派で大多数がプラズマが占めています。プラズマテレビといえば松下電器産業が37V型以下で 77.4%、38V以上で54%もの大きなシェアを持っています。
また、松下電器はプラズマディスプレイの製造工場に多大な投資を行うことも発表してい て、より製造コストを抑えて大量な製品を市場へ投入してくることは間違えありません。
一方のSONYも韓国SAMSUNGと合弁の液晶ディスプレイの新工 場建設に関する報道発表をしています。
今後は大型の薄型テレビについてはプラズマと液晶テレビの一騎打ちになっていくのでしょうか。そ ろそろ、大型テレビについては値ごろ感が出てきているので、各家庭に爆発的に大画面テレビが普及するのも時間の問題かと思います。このとき液晶ディスプレ イを搭載したテレビがどの程度、38V型以上の市場に食い込むことができるのかが今後の焦点になっていくでしょう。
【2024年8月20日追記】
プラズマテレビと液晶テレビの戦いのその後
この記事を公開して以降は、液晶テレビのシェアが高くなっていき、今となってはプラズマテレビは絶滅危惧種になってしまいました。
例えば、パナソニックについては2013年12月にプラズマディスプレイの生産を終了し、2014年3月末に関連の向上における事業活動を停止しています。元々は大画面テレビではプラズマテレビが優勢でしたが、その後の技術開発で液晶テレビでも大画面テレビが安価に製造できるようになり、プラズマディスプレイの活躍の場が狭まっていました。
2023年時点のメーカー別シェア
4K以上、40インチ以上のテレビにおけるメーカー別シェアは下記のようになっています。
- シャープ 28.5%
- TVS REGZA 25.4%
- パナソニック 18.8%
- ソニー 9.1%
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