商品の値段を上げたり下げたり少し迷走気味だったマクドナルドですが、朝日新聞の記事によれば、ここのところ、売上高は持ち直してきたようです。
一時期は一品100円のメニューが揃えられて、低価格化路線を突き進むのかと思っていたところ、客単価が極端に安くなって立ちゆかなくなってしまった反省がありましたが、その100円マックの商品はそのままにしつつ、「えびフィレオ」などの高級なハンバーガーを投入しています。
この「えびバーガー」は本来は期間限定商品として投入した物ですが、意外と人気だったので常設メニューに格上げしたそうです。このえびフィレオは1つ270円とビックマックより値段が高い設定です。マクドナルドの救世主となるでしょうか。
そのほかにも、また期間限定で「イタリアンチキンサンド」をやはり270円で投入するなど、新しい取り組みが行われています。
確かにマクドナルドの商品は低価格だったころに消費者はたくさん食べてしまって、飽きてしまったというところが結構大きいので、これ以上安くしても売れ行きは上がらない気がします。とすれば違った高級感のある新しい商品を投入して客を呼び戻すというのは良い戦略なのではないかと思います。
このまま100円マックの商品は投入を続け、新しい高級感のある商品を期間限定で投入し人気が出れば定番商品化という流れがうまく定着すれば、売上高だけではなく利益も改善していくのではないでしょうか。マクドナルドには期待をしています。
【2013/07/10追記】
とうとう、1日限定ではありますが、1つ1000円のハンバーガー販売に踏み切りました。
話題性も手伝って準備した全部が売れてしまったそうです。
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