最近になってまた迷惑メールが増えてきてしまいました。一番大きな要因はWEBページでメールアドレスを公開していることです。この公開しているメールアドレスに対してはたくさんの迷惑メールが送られてきてしまいます。
このWEBページでのメールアドレスの公開の仕方については、いくつかの方法があります。もっとも単純な方法は、ホームページ上に、dummy@dummy.ne.jpという形でメールアドレスを掲載する方法ですが、これをすると、自動的にメールアドレスを収集するロボットに拾われてしまって、あとで迷惑メールがたくさん来てしまうことになります。
ほかに、dummy@dummy-nospam.ne.jp(-nospamははずしてください)と表記する方法もあります。この方法をとればロボットで拾われる心配は少なくなりますが、必要があってメールを送る人はメールアドレスを加工する必要があるのでちょっとだけ面倒になってしまいます。
私は、javaスクリプトでメールアドレスを公開する方法が紹介されていたのでその方法を使っています。そのjavaスクリプトをクリックすれば自動的にメーラーが起動されて、メールアドレスが記入されている状態になります。また、メールの題名を入れることも可能です。
この方法でもロボットで拾うことは若干難しくなりますが、手動ではメールアドレスを拾うことができてしまいます。
手動でもメールアドレスを拾うことができないようにするためには、サイトにフォームを作ってWEBメールに記入して送信ボタンを押してもらう方法があります。
CGIを使ってWEBメールを送る仕組みになっていればCGIプログラムの中にメールアドレスを書く仕組みになっているはずなので、メールアドレスがサイトの外からは見えなくすることができます。(FTPでログインされて、CGIのソースをダウンロードされてしまったらメールアドレスが見えてしまいますが、そこまで疑ったら、サイトの内容が書き換えられる等、もっとひどい状況になるでしょう・・。)
上記のような対策をとってしても、人にメールを送っている以上、自分のメールアドレスが出回ってしまう可能性はやはり否定できません。
抜本的には迷惑メールを送ることができないような技術を確立する、または迷惑メールを送ることに対する法規制を強化して、けん制をかけるといった対策が一つはあると思いますが、自分自身の力ではどうにもなりません。
他の対策としては、受信したメールのうち、迷惑メールだけをゴミ箱などに振り分けるという方法が考えられます。私の場合はメーラーにはシェアウエアのBecky!を使用していますが、このソフトにプラグインを導入することで迷惑メールをゴミ箱に振り分けることができるようになります。
このプラグインにもいくつかの種類があるようですが、私は「BkASPil Plug-in for Becky!2」を使用しています。このプラグインでは、spamフィルタリング(振り分け)機能およびspam処置依頼送信支援機能の2つからできています。
このプラグインを使用すると、かなりの確率でSPAMメールをゴミ箱に振り分けてくれます。その精度はかなり高いように見えますが、広告メールの中でも自分で読みたいメールが中には存在するので、ときどき、ゴミ箱の中をあさるようにしています。特にゴミ箱の中を全消去するときには注意が必要です。
どうしても迷惑メールの増加と対策はいたちごっこになってしまいます。こんなことを繰り返していても仕方が無いので、何か決定的な技術ができることを願っているのですが、やはり難しいのでしょうか。
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