ソニーコンピューターエンタテイメントから本日、正式にプレイステーション3の発売延期が発表されました。
SCEI、プレイステーション 3の発売時期を2006年11月に変更
プレイステーション3は2006年春の発売と発表されていましたが、昨年末あたりから、今年の秋頃に延期されるのではないかという情報が飛び交っていました。
事実、プレイステーション3に搭載される予定のブルーレイディスクプレーヤー自体の開発にも遅れが出ているようで、単体のブルーレイディスクプレーヤーは1000ドル程度で北米で先行発売するという発表もされていました。
単体のブルーレイディスクプレーヤーが7月になるのであれば、プレイステーション3の発売自体も2006年の春は難しいというのが一般的な見込みでした。
今回の発表の内容によれば、発売時期の延期の原因はブルーレイディスクの規格策定の遅れやHDMIの最新の規格の盛り込みなどだそうです。
この報道はSONYにしてみれば、業績に大きな影響を及ぼしかねない発表です。今日、この発表があったら、SONYの株価は大きく落ち込むのではないかな?と思っていたのですが、今日の株式市場の反応は思っていたよりは冷静で、100円程度しか株価が下がりませんでした。既に株式市場では株価へ折込済みだったということなのでしょう。
事前にSONY株を売っておいたのですが、比較的、市場が冷静な反応だったので、今日はSONY株を買い戻しました。SONYはBRAVIAの売れ行きが好調という報道もあったので、今後の業績の動きに注目です。
(2006/04/07追記)
ブルーレイディスクのプレーヤに先立って、東芝からはHD-DVDプレーヤーが発売されました。HD-DVDソフトは発売されていないのですが、HD-DVDプレーヤーには2枚のソフトが付属してきます。
また、従来のDVDソフトを鑑賞することもできるので、宝の持ち腐れにはならないようです。このHD-DVDプレーヤー自体はまずはマニアを中心にジワリと売れると思うのですが、値段が値段だけに爆発的に売れることはないでしょう。でも、DVDレコーダーでHD-DVDが使える商品が出てくると、かなりの人気が出るような気がします。ブルーレイも発売を急いだ方が良いような気がします。
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