今日の東京は午前中は晴れていましたが、午後からは風が強く空が暗くなってきてしまいました。最近は本当に風が強い日が多いと思います。東京メトロの公式サイトを見てみるとやっぱり東西線のダイヤは乱れているようです。
空を見上げると青空が出ているようなのですが、何だかくすんでいます。よく見ると、道の先の方を見ても遠くに行くに従ってどんどんくすんでいきます。何か砂か何かをあたり一面にばらまいたような感じです。これはもしかすると黄砂の影響でしょうか。
ネットで黄砂に関して調べてみると、確かに3月以降の春先によく観測されるようです。この黄砂はゴビ砂漠やタクラマン砂漠などの乾燥地帯で強い風が吹いて巻き上げられた砂が遠く日本まで運ばれてくるようです。日本まで運ばれてくるといっても日本海側だけではなくて、山脈を越えて関東平野まで運ばれてくるというのも、自然の力はすごいと思います。
それにしても、過去の自分の経験の中で今日ほどの黄砂は見たことが無いような気がします。さらにネットで黄砂に関して調べていくと、近年になって徐々に黄砂の現象が拡大してきているようです。
最近は地球規模で異常気象が発生していますが、その関係ではないと良いのですが・・。
(2006/3/20追記)
今日の新聞などの報道を見ると、黄砂ではなくて、「砂塵」だと書いてありました。十数年ぶりに発生したようです。
黄砂との定義の違いを調べてみると、「砂塵」は砂やちりを指し、「黄砂」は砂塵の一種で、中国やモンゴルの砂漠地帯や黄土高原などから風によって巻き上げられた砂塵が、上空の風に乗って日本に飛来する現象を指すとのことです。従って、黄砂は砂塵の減少の一つということになります。
コメント