イートレード証券が手数料を引き下げ

当サイトの記事には広告が含まれます

東証

 イートレード証券が株式取引手数料の値下げを発表しました。6月1日の約定分から反映されます。1日の約定代金が10万円以下までならば手数料が無料になります。そして、約定代金の1日の合計が30万円以下ならば手数料は315円です。

ITmedia News:イー・トレードが手数料引き下げ、10万円以下は無料


 これはかなりの魅力です。最近になってGMOの証券会社や野村系列のネット証券会社が新規に参入することを受けての先制攻撃ということでしょう。

 私はイートレード証券に口座は持っているのですが今のところは取り引きを行っていません。基本的には楽天証券を使用しています。楽天証券は昨年の夏頃に度重なるシステム障害を発生させてしまい、手数料の値下げはずっと見送られてきています。

 また、金融庁からの注意も受けており、信頼の回復ができるまでは手数料の値下げを実行するのは難しい局面のように見えます。それでも、最近は取り引きをしていて特に不満を感じることは無くなってきたので、ぜひそろそろ手数料値下げに踏み切って欲しいところです。

 楽天証券は色々な問題も発生しましたが、DLJダイレクト証券のころから続くマーケットスピードというツールや、最近になって進歩を繰り返している、iモード用のアプリケーションであるiSPeedなどの優れたツールが提供されているので、一度使ってしまうと、なかなか手放せないことも事実です。楽天証券にはこのまま安定したシステムの運用を心がけてもらい、また業界最低水準の手数料を実現して欲しいと思います。

コメント