ネット上のショッピングモールでは楽天市場がもっとも有名ですが、最近になってヤフーショッピングが急激に業績を伸ばしているようです。
ヤフーショッピングへの出店数がこの1年間で約三倍の1万点規模になったということで、このペースで進んでいけば、楽天市場の規模を超えるのも近いかもしれません。これだけ急激に業績が伸びている背景にはヤフーの知名度と、利用料を楽天よりも安く抑えていることが大きいようです。
一方の楽天市場は3月末時点の出店数は1万5000店あまりなので、規模的にはヤフーがかなり近づいていることが判ります。
ヤフーはポータルの集客数や検索エンジンの利用者の数が多いので、店舗が増えて魅力的なショッピングモールに仕立て上げることができれば売り上げアップにもどんどん貢献していく可能性があり、ヤフーのショッピングモールは楽天市場にとってみればかなりの驚異ではないかと思います。
今までは楽天市場が一人舞台だったショッピングモールもヤフーの参入で競争になり、サービス合戦につながると消費者の利益にもつながり良いと思います。この先、どうなるでしょうか。
★ヤフーショッピング
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★楽天市場
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一方で楽天の株価が最近になって落ち続けています。成長率が鈍化するのではないかという懸念が投資家の間で心配されているようです。先週の金曜日には楽天の株価は年初来安値をつけてしまいました。楽天は楽天KCや楽天証券といった金融事業が業績に寄与する割合が増えてきていて、今後の戦略がどうなるのか気になるところです。5月9日には楽天の業績発表が予定されているので、ここでどんな発表があるのかが当面の焦点でしょう。
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