ITmediaにBRAVIAの失速とAQUOS勢力の拡大という記事が載っていました。SONYのBRAVIAは昨年後半あたりは、世界的にかなりの勢いで売れていたと思うのですが、なぜ急に失速してしまったのでしょうか。
今回は5月15日から21日までの1週間のランキングですがベスト10の中にSONYのBRAVIAは1機種しかランクインされていません。一方でシャープのAQUOSは6機種もラインナップされています。
今回、なぜBRAVIAが急に失速したのか、詳しい理由についてこの記事の中では言及されていませんが、何かシャープの販売攻勢があったのでしょうか。個人的にはSONYのBRAVIAを応援しているので、ぜひ復活してほしいところではあります。
【2013/08/26追記】
平成25年に入ってからSONYは発売するBRAVIAのモデルの絞り込みを行いました。基本的には32インチよりも大きな大画面テレビに焦点を絞った製品展開にあらためました。また、4Kテレビなど高付加価値な製品の発売に力を入れています。
この辺の効果もあったためでしょうか、直近の四半期決算ではエレクトロニクス事業の黒字化の見通しを発表しました。これでSONYのエレクトロニクス事業の復活が期待出来るのでしょうか。今後が楽しみです。
【2024年9月10日追記】
海外の薄型大画面テレビの価格低下がまた顕著になっています。先日はチューナーレスのXiaomi 43インチテレビが29800円で販売されていて、大きな話題になりました。ここまでの価格になってしまうと、もはや日本のメーカーはとても価格で勝負できる領域ではありません。
ちなみに、2023年の日本におけるTVの販売シェアは下記の通りです。
- TVS REGZA 24.9%
- シャープ 22.3%
- ハイセンス 12.7%
REGZAはもともとは東芝のブランドでしたが、現在はハイセンスグループのTVS REGZA株式会社となっています。SHARPは台湾の鴻海精密工業グループです。純粋な日本のメーカーはベスト3には入っていません。
コメント