先月、楽天市場のCharmで購入したヘアーグラスが実に順調です。水上葉だった分は一旦茶枯れしましたが、その後、新芽をどんどん展開してくれて、ずいぶん、長さが長くなりました。
また、ランナーがどんどん伸びていて、色々なところから新芽が顔をのぞかしています。ヘアーグラスは比較的安い水草だと思うのですが、元気に育ってくれると、草原のような雰囲気になってきて、水槽の前景にはもってこいの水草になります。
今後のこともあるので、ヘアーグラスのことをネットでちょっと調べてみました。
この水草、「マツバイ」という別名を持つカヤツリグサ科の水草です。やはり二酸化炭素と高光量があった方が育てるのは簡単なようで、本来であれば底床も大磯ではなくてソイル系の方が良いようです。
もしも大磯を使う場合には底床肥料を添加した方が良いということなので、この前購入したハイポネックス・スティックをヘアーグラスの根本に埋め込んでおこうと思います。
注意すべき点は藻から草を守ることだそうです。確かにヘアーグラスに藻が絡んでしまうと、ヘアーグラスを切り取らない限り、どうにもできなくなってしまいそうなことは容易に想像が付きます。藻を防ぐためには、水中の栄養成分をできるだけ適正なレベル以下に保つことが重要です。私の場合、このヘアーグラスを入れた水槽には大量なリシアがあるので、水中の余計な栄養分はかなりの量をこのリシアが消化していてくれるようです。あとは外部フィルターの中にヘドロやゴミがたまらないように注意してあげれば、この水槽では藻は大丈夫かなと思っています。今後も液体肥料よりは底床肥料の方を重点的にヘアーグラスにはあげたいと思います。
また、藻を予防するためには、エビは重要な生き物になります。ヤマトヌマエビかミナミヌマエビがいると藻が生えにくくなると思います。本当ならばヤマトヌマエビの方が藻には強力な効果がありますが、私の水槽には主にミナミヌマエビが入っています。こちらは水槽の中でも繁殖してくれるので、かなりの数が水槽の中にいます。ミナミヌマエビは一匹一匹は強力ではありませんが、数で勝負です。確かにミナミヌマエビの動きを見ていると、よくヘアーグラスにはくっついて何かを食べています。きっと生えかけの藻をドンドン食べてくれているのでしょう。ありがたいです。
ヘアーグラスを植えている水草は高さが50cmあるので、ヘアーグラスが成長して多少長くなっても前景草としてそんなに問題は無いかと思っています。従ってヘアーグラスについてはトリミングをするのを控えようと思っています。
ヘアーグラスを植える場合は少量ずつを丹念に植えていく方法とある程度まとまった量を1cm間隔程度に離して植える方法があります。私は前者の方法で植えたのですが、不自然な格好で作業を続けたので、かなり腰が痛くなってしまいました。後者の方法の方がより早く展開していくという情報もあったので、今度、ヘアーグラスを購入した場合には、後者の植え方を確かめてみたいと思います。
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