グーグルは新しい決済サービスの提供を開始します。
あまり決済サービスというものに馴染みがないのですが、この決済サービスと提携している小売店から例えば物を購入する場合は、小売店にクレジットカード番号を教えなくても決済サービスの方にクレジットカードが登録されていれば決済ができるようになるそうです。
アメリカではオークションのeBayが提供しているPaypalというシステムがオンライン決済市場の11.3%ものシェアを持っているそうです。
グーグルでは今までと同様にキーワード検索をしたあとの検索結果に広告を表示します。この広告にはGBuy決済に対応している場合はマークがつくようです。
このGBuy決済に対応したサイトで買い物などをすると、GBuy決済を利用することができます。
グーグルではクリック課金型の広告を提供していますが、先日には成果報酬型の広告を準備しているという記事もありました。日本のアフィリエイト会社だと、小売店と情報を送受信しながら売り上げが発生したことを確定しているようですが、グーグルの正解報酬システムは、このEBuyで売り上げが上がったことをグーグル自身がチェックして成果報酬を支払う仕組みになるのではないかと思います。
グーグルアドセンスの広告を掲載している会社にはeBuyの利用料を値下げするという話しもあるので、標準的な決済手段として普及する可能性が高いような気がします。
グーグルは検索の大手という印象が強かったですが、もしも決済インフラで成功すると、決済企業とか総合的インターネット企業とか呼ばれるようになるのでしょうか。
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