今日はライブドアの臨時株主総会が開かれました。3月末時点のライブドア株主数は15万人あまりだったので、1万人以上の株主が出席しても大丈夫なように幕張メッセを使って開かれましたが、出席者は2000人弱だったようです。
私にも株主総会の招集通知は届いていましたが、さすがに平日であったために会社へ行くのを優先せざるをえず、株主総会に出席することはできませんでした。
日本テレビで夜に放送されている今日の出来事を見ていると、質問の中には「これほどの事件をおこしておいて、なぜ株主総会を休日に開催しないのか」という質問もあったようです。まったく、指摘の通りだと思います。会場でも拍手がわき起こっていました。会社側はこの質問に対しては、「会場確保の理由で平日に開催せざるを得なかった」という説明をしていました。
この株主総会ですが3時間20分間も行われていたようです。しかし、議案全てを強行採決したり、株主からの質問を途中で打ち切ったりして、出席した株主からの目から見ると、かなり後味の悪い結果になったようです。
以前の株主総会は総会屋などの影響を排除するために、あえて色々な会社の株主総会を同じ日に集中して開催したり、極力早く採決を終わらせるために「さくら」を準備して、議案が成立しやすくしたり等の細工が行われていたようですが、近年の株主総会では「株主重視」の姿勢を貫いて、いかに株主の皆さんに満足して貰って株主総会を終わらせるかということに重きを置かれているようです。非常事態中のライブドアであったとはいえ、総会の運営については問題があったのでしょう。
逆にライブドアに対する励ましの意見もあったといいます。ぜひライブドアにはまた元気になってほしいところです。
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