京都府内にある迷惑メールを送信していた事業者2社を経済産業省は3ヶ月間の業務停止とする処分にしたようです。
1日20時間体制で1ヶ月あたり1200万通もの迷惑メールを送信し続けたといいますから、かなり悪質です。このうち1社については画像を一回クリックしただけで強制的に入会登録となり92万円もの料金を請求したといいます。
ワンクリック詐欺同然のことをしていたということでしょうか。これだけのことをしても、たった3ヶ月間の業務停止命令で済んでしまうというのは刑罰が軽いように思います。(過去の記事を見るとこのような指示、業務停止命令などの行政処分が行われたあとさらに違反をしてはじめて、罰金などの刑が科せられるようです)
ITmediaモバイル:経産省、迷惑メールで初の業務停止命令
この京都の業者が2社摘発されたことを受けても、うちに来る迷惑メールは一向に減少する気配が無いので、きっと氷山の一角に過ぎないのでしょう。
今でも迷惑メールを送り続けている業者にとっては今回の行政処分程度であればあまり怖くないという判断で迷惑メールを送り続けているのだと思います。
今回のように92万円もの料金請求に至る入り口にもなりかねないので、行政側にはもっと厳しい処分をのぞみます。
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